監督 水田伸生
キャスト
多部未華子…大鳥節子
倍賞美津子…瀬山カツ
北村匠海…瀬山翼
久々面白かったね～！
これは多部ちゃんの魅力全開に引き出してくれた。
歌まで歌ってくれるなんて。
原作？
韓国なんですか。
機会があったら韓国版のを見てみるか。
つっこんでいいのかわからないですが
倍賞さんと多部ちゃんの顔が全然違ってて…。
どう年とっても倍賞さんの顔立ちにはならないであろう。
と、変身したすぐは思ってましたが
そのうち気にしなくなってきた。
それよりも、多部ちゃんがお年寄りファッションを着こなしてても
なぜかしゃれてる格好に見えてさ。
あとヘップバーンみたくなりたい！
っていう気持ちの表れで
その後の髪型やファッションもずっと70年代。
これがまたイカしてるところがいい。
ファッションだけ見ても
古臭いとオサレのちょうどいいバランスが素敵に見えました。
私の年代は小林聡美と同年代なんで
多部ちゃんが路上で歌ってた歌は知ってる。
で、テレビ番組出演の時の
「悲しくてやりきれない」をうたったとき。
この歌はリアルで知らない。
映画で使われたり、曲そのものはなんとなくは知ってた。
でも多部ちゃんのこの歌ってるシーンが
すっごくすっごく響いてきた。
辛かった時の回顧シーンも合わさって
多部ちゃんが涙こらえながら歌ってたあのシーン。
素晴らしい歌でした。
あまりにも感動してさ、
あとからyou tubeで原曲や他の人が歌ってるのを見たのだ。
でもこの映画の時より感動がない。
唯一、多部ちゃん以外に「！？」ときたのが
夏川りみが歌ってる時の動画。
もしかするとこの歌は女性が歌った方がグッとくるのかも。
で、その昔の歌のカバーではなく
フェスに出るにはオリジナル曲じゃないとダメってことで
北村君が作曲した曲ですが…
ゴメ…全然いい歌に聴こえなかった。
この曲は多部ちゃんより
このバンドの前のボーカルの声の方が断然合ってる。
しかもさ、この曲、
見かけは20代、心は73歳のばあちゃんには
憶えるのに無理がありそうな曲だよ。
昔の曲ってのは
歌詞も染み入ってるし、メロディも韻ふんでるから
一苦労も二苦労もあるだろうに。
って、ここまで書いといて
私は倍賞さん演じる毒舌ばあちゃんみたいだな。
次郎さんがばあちゃんを想う愛情はなかなか素敵。
志賀さん、もう亡くなってしまってホントに残念だわ。
多部ちゃん、あなた超かわいいお嬢さんですわ！
堪能させてもらいました。
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