ナイロビの蜂

 

 

監督 フェルナンド・メイレレス

キャスト

レイフ・ファインズジャスティ

レイチェル・ワイズ…テッサ

ダニー・ヒューストン…サンディ

 

ちょっと最近ずっと邦画を見ていてて

まだまだ続くぞ!と思ってた矢先、

これが見てみたくなったので邦画中断。

 

社会派な内容なんで

私が苦手なのもあるんですが

レイチェルワイズ見たさに、ってのが先かな。

やっぱりお話としては

細かいところはちんぷんかんぷんでした。

スミマセン。

 

ものすごく簡単に言うと

アフリカに対して製薬会社は無法に人体実験をしてるってこと。

アフリカの病気の人たちに薬を出すふりをして

何も言わずに治験してるってこと。

 

命が安い。

この言葉がずっと残ってる。

この言葉を聞きながら

映ってる映像は無邪気に笑いながら

こっちを向きながら走ってる子供たち。

 

命が安い。

安い?

命に値段なんかあるものか!

 

夫婦の愛を前面に押し出してるような映画っぽいですが

完全に違うでしょ。

夫の妻を想う気持ちや行動も

んー、そこまで…だな。

反対に妻が夫を想う気持ちっていう方が

この映画の中であまり理解できなかった。

 

夫を守りたいから

隠し事が多いわけでしょ。

確かに一番愛してはいたのかもしれない。

でも、夫より仕事の方を優先した。

優先というか、夫は妻の瞳に映ってる?

その前に、夫を利用して結婚したのか?

そういう気持ちの方が強く出ちゃってて

夫婦としての「愛」が伝わってこなかったよ。

 

マジにアーノルドと本当はできてんじゃないの?

と思わせるようなそぶりだったんで

そういう余計なサスペンスな描き方はやめてほしい。

夫までいらぬ心配をかけおって、くだらない!

 

政治や製薬会社に重きを置くのではなく

愛に重点を置いてほしかった。

そっちを描きたかったのなら

中身の濃さを変えてくれ。

 

 

 

 

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