双葉荘の友人

 

 

監督 平松恵美子

キャスト

市原隼人…川村正治

臼田あさ美…川村ミエ

中村倫也…倉田誠司

 

 

後味が良いです。

切ない話なんだけど

途中から先の展開が読めちゃうんだけど

スッキリします。

 

これ、WOWOWのシナリオ大賞受賞作品なんだって。

もうWOWOW見なくなっちゃったから

なかなか見る機会が遠のいてしまったけど

けっこう良い作品が多いんだよね。

 

これも然り。

なんかミステリーとか

謎解いていく何かかなと思ったのを

大幅に裏切ってくれた。

良い風に。

 

2人の主役がピッタリと役にハマってた。

それに柔らかい雰囲気を出していた。

市原君はこういう抑えた演技も好きだ。

 

私だったら

こういう家は絶対に借りない(笑)

いくら間取りが広くても

日当たり良好、閑静な住環境、眺望絶景でも借りない。

怖くない幽霊が出るからではなく

大家が嫌だ。

 

ちょっと趣向は違うけど

これ見ながら「異人たちとの夏」を思い出した。

 

正治が自分の幼少期の絵を持って

泣いてたシーン。

実は倉田さんと再会してたんだよ、というラストのシーン。

いやぁ目頭熱くなっちゃいました。

とてもとても素敵です。

でも正治自身はその時、ちびっ子だったんで気が付いてないという。

 

隣の奥さん、

最初っからわかっちゃいましたが

途中でももろわかりなシーンがたくさんありましたが

全然飽きることありません。

見進めていくうちに徐々にホッとしていきます。

 

でもわかってはいますが

さて、つじつまが合いません(笑)

このへんはファンタジーとして片目つぶるしかないか。

 

いい映画でした。

 

 

 

双葉荘の友人