チリ33人 希望の軌跡

 

 

監督 パトリシア・リゲン

キャスト

アントニオ・バンデラス…マリオ

ルー・ダイアモンド・フィリップス…ドン・ルチョ

ジェームズ・ブローリン…ジェフ

 

 

 

・チリの鉱山落盤事故の映画

・700m下に埋まり、69日間も!

・33人無事に救出

・鉱山夫もそうだが、地上での切羽詰まった様子もわかる

 

 

実話だもんねー。

すでに10年も経ってたんだ!

テレビ越しにニュースで見るしかなかったけど

助かって本当に良かったとあの時思った。

それを映画化したんだね。

 

映画でもそうだったし、リアルテレビ画面でもそうだった。

ちょうど救出されて歓声が上がり

お祭り騒ぎのように「チチチチチ、リリリリリ」っていう

掛け声みたいな喜びの舞が聞こえた時にゃあ

なんでかこっちまでチリ人になったかのように嬉しくって

泣いちゃいましたよ。

 

で、この映画のラストに

役者じゃなくって

本当の彼らが円陣組んだり、食事を共にしてたり

微笑みながらこっち(カメラ)を見てるシーンが登場。

これもまた、心から良かったねえと泣いちゃいましたわ。

 

にしても、その後の彼等に補償が出てなかったんだという

テロップには驚きました。

 

俳優さんたちも体当たりでした。

どんどん痩せてきてる。

この映画のために、痩せる体づくりしたんでしょうね。

だから余計にリアルでした。

 

久々に見たルー・ダイアモンド・フィリップスなんて

老けちゃったのね、いつの間にか…でしたが、

最後には

こんなにもやせ細っちゃって、頑張ったなあ…と。

元々細い人だっただけに余計にそう思えたし。

 

鉱山大臣も、家族も、

なにより!生き埋めになった彼らの「あきらめない!」

という強さが全員生還に導いたんだと思います。

本当に良かった、と改めて感じた映画でした。

 

いつまでも鼻グズグズが止まらないほど

泣いたよ。

 

 

 

 

 

チリ33人 希望の軌跡(字幕版)