残酷で異常

 

 

監督 マーリン・ダービズビック

キャスト

デヴィッド・リッチモンド=ピック

ベルナデッタ・サクイダル

 

・妻を殺しちゃった

・気づいたら集会場みたいな施設

・犯した殺人を語り合ったりしてる

・とある扉を開けたらまた妻を殺す寸前の場所へ

・また気づいたら、また施設に戻ってる

 

というように

イムループしまくりの映画です。

が、ループするたびに

いろんなことがわかってきて。

 

結構前に見た映画なんで

少々忘れかけてきてる。

でもコレ、タイトルはダサいのにそこそこ面白い。

 

集会場みたいな施設は

たぶんあの世に行く前の裁判所?

自分がどうやって殺人をしたのか

しっかり理解して反省しないと

延々同じその「現場」に戻されてしまう。

 

戻るたびに

視点が変更されて主人公は「気づく」。

 

一番最初の妻を殺してしまうまでの過程で

何かがすっ飛ばされてたりするので

そこをループするたびに

徐々にわかってくる。

 

このパッケージは

2人の男が天井を見上げてて

その天井にはバルブがあるわけだが

実はこれ、あの世とこの世がつながってるバルブらしい(笑)

 

テレビの中の

オジサンやオバサンは

さしづめ審判員みたいな人だとは思う。

こいつらの存在がなかなか面白い。

いったい、どこから見て指示してるんだか。

 

ラストもうまく伏線だった箇所が回収されてて

うなりたくなったりもする。

そして極めつけが最後の主人公のどや顔(笑)。

なぜそこで、そんなにドヤッ!という

「してやったぜ」的な顔するんだ。

だからってオマエ、ずっとそこにいる気か?

 

 

 

 

残酷で異常 (字幕版)