ジャージー・ボーイズ

 

 

監督 クリント・イーストウッド

キャスト

ジョン・ロイド・ヤング…フランキー・ヴァリ

ヴィンセント・ピアッツァ…トミー・デヴィ―ト

エリック・バーゲン…ボブ・ゴーディオ

 

 

フォー・シーズンズを脚色して作った映画

・なかなかの成功と挫折

。オールディーズで聴いたことある曲あるある

・なんといっても監督が!!!

・がしかし、華やかさはボラプより欠けるかもしれない

 

 

年代を考えたら私が生まれる前に

すでに彼らは大人としてフォー・シーズンズで歌っていたわけで。

全然リアルタイムで聴いてきたわけじゃなく

曲も大ヒットした数曲しか知らないんだな。

 

だから、そこそこ楽しめて

そこそこ「ああ、そう」「ふーん」なわけだ。

だって、本人たちの本物の顔がわかんないんだもん。

 

でも監督がきっと青春時代に好きだったのかもしれないな。

まさか音楽伝記映画まで作るとは思わなかった。

もうやりたいことがたくさんあるんだろうな。

 

歌を聞けば

ああ、こんな高ーい声してたよなと

おぼろげながら思う。

独特だしさ、聞いた瞬間ビックリするわ。

あれ?本当にこの人が歌ってるわけじゃないよね?

 

途中途中、カメラ目線でこっち向きながら喋って進んでいく。

それぞれのメンバーの視点からの手法。

ん?なんだろう?と思わせるような

この撮影の仕方は良かったと思う。

 

当たり前なのかよくわからない世界ですが

「金」と「女」がつきものなんかね。

名声が手にはいれば、なんでも入ってくるもんだろうから

きっと錯覚というか、欲深になってくるんだろうね。

たぶん一生、私にはわからない問題なんだろう。

 

なんつーか、

さっきも書いたけど本人たちの顔が知らんものだから

役者さんたちも全員が全員、地味に見えるんだ。

個性はそれぞれあるんだが

どうしても数々の音楽伝記映画と比べると華やかさが足りない。

これがちょっとマイナスに思えてしまった。

せいぜいトミーだけじゃん、派手な顔つきって。

 

時を経て、20数年ぶりに音楽祭で揃った4人。

本人たちもそうだけど、

知ってる人にとったら感慨深かっただろうね。

 

人気、名声、金よりも

ただただ「音楽」だけに情熱を傾けて歌ってた頃が

一番の良い思い出だった、という

フランキーの言葉。

時が経たないとわからないものなのでしょう。

 

 

 

 

 

ジャージー・ボーイズ(字幕版)