スーサイド・スクワッド

 

 

監督 デヴィッド・エアー

キャスト

ウィル・スミス…デッドショット

マーゴット・ロビーハーレイ・クイン

ジェイ・ヘルナンデス…ディアブロ

 

 

みんな悪役なのはわかるんだけど

スパイスが弱すぎて、まろやかだった。

ともすると

アクの強い正義の味方みたいな連中になってるし。

 

これだけ人数が多いと

どうしても平等に主役級に映る人と、

わき役風に映る悪役が生じてしまう。

 

ハーレイクインなんて、デッドショットを食うほど

主役になってたんで

そしたら彼女の魅力をもっと出した方が良かったろう。

色気もダークな面も。

 

ついでに言うと

ジョーカーが出てくるんだったら

この二人を主役にした方が良かったんでは?

 

バットマン(ベンアフレック)なんて

ちょろっとしか出てなくって

いや…

スーパーマンの時代が終わり、

次なるヒーローは、でバットマンじゃないのなら

彼はこの映画に出してはいけないよ。

回想シーン以外では。

 

魔女も出始めはおどろおどろしくって

おお、面白そうなキャラじゃん。

名前もエンチャントレスとかっていう

バカげた名前だし。

と思ったら、後半はたいして動かず。

かなりのパワーがあるのに生かしきれず。

 

悪役の敵の悪がなんだかわからなくなってきてるのが残念。

 

それでも褒めるところがあるのなら

見ているうちは何も考えなければ楽しい。

そしてすぐに忘れることだ。

なかったことに。

 

せっかくワクワク感が高まりそうだったのに

いつまでたっても御馳走がもらえず

終わってしまったような映画でした。

 

 

 

 

 

スーサイド・スクワッド(字幕版)