レベル16 服従の少女たち

 

 

監督 ダニシュカ・エスターハジー

キャスト

ケイティ・ダグラス

セリーナ・マーティン

サラ・カニング

 

 

女性の美徳として「清潔」が第一。

他に従順や、忍耐もあり

ここの監禁場所のような寄宿学校は

まさに昭和中期のの日本みたいなとこだなー

なんて思いながらの見始め。

 

顔を洗うのにも

一列に整列して、

洗面所の上には監視カメラ。

1秒でも遅れると不潔扱いされる。

なんじゃこりゃ?と。

 

清潔を謳ってるわりには

食事シーンはテーブルに座ってではなく

地べたにそのまんま座って食べてたり

読み書きがうまく出来なかったりと

ちょっと内容がわかるまでは理解しがたい学校。

 

学校そのものも閉鎖的で

なぜか外に出てない様子。

陽の光を浴びたことがないような。

なんてったって肌のきれいさが第一みたいだから。

 

そう、その秘密が徐々にわかってくる。

そこだけ清潔にしても意味ないだろーとツッコミ入れたくなる。

 

出てくる少女たちは

ほぼ全員可愛い。

美少女ばかりといっても過言ではない。

映画だからね、そこは。

顔のパーツがどうのじゃなくって

要は肌が優先なのかしら?

 

でもさ、いくら清潔と言っても

お顔を綺麗にしても

日光にあたらなくても

そこは思春期、ホルモン分泌が過剰の子は

ニキビなんかできちゃったりするんじゃないんでしょうかね。

 

そういう時はどーすんの?

注射かなんか打っちゃうわけ?

 

 

いわゆる少女たちは孤児のようなんだ。

たぶん、小さいときからここにいるようだから

洗脳されちゃってる。

なんの疑問も持たない。

 

16歳になったら里子としてもらわれていくので

それまでしっかり清潔を保って、従順に過ごしていよう

というのが彼女たちの希望としてるところ。

 

そこには実は裏があるって話なんだ。

 

超ツッコミを入れたくなったシーンがひとつ!

カードキーで開けるドア。

どうにかして主人公のヴィヴィアンはカードキーを手に入れた。

がしかし、開かない!

 

ふとドアの下の方の蝶番を発見!

カードキーの端っこでネジを回してみると…

全部ネジを外してドア開きました!!!

…って、そんなことあるわけないだろう!!

ネジってそんな簡単にゆるくならないって!

面白すぎたわ。

 

ああ、こんなこと書いちゃう私は心が不潔だわ。

きれいな肌も数十年前にすでに消滅し、

今じゃ日光浴びすぎてシミに嘆くオバサン肌。

ひっくり返っても彼女たちには叶わない。

もう手に入れることなんてできない。

服従すらしないし。

最後は自虐的になりました。

 

若いときのお肌の手入れは本当に大切。

若いからってさぼらないほうがいいってことです。

 

 

 

 

 

レベル16 服従の少女たち(字幕版)