ナオトひとりっきり

 

 

監督 中村真夕

キャスト 

松村直登

 

 

ただただ頭が下がります。

ナオトさんのやってることは誰にもできない。

思うだけじゃダメんだ。

この「行動にうつしてる」ことが大事であって

それをやっているナオトさんが神様に思えて。

代わりの人なんて誰もいないよなー。

彼だから、彼にしかできない。

 

今はコロナのことで国民は頭いっぱいで

あの原発のことが薄れてきている。

女川が原発を再稼働したというニュースを知り

関連してこの映画を見たわけだけども

これほど深くあの事故以降のことをつっこんで

一人の人をピックアップして撮影したのには感服する。

 

残された動物。

野生化したものもいただろうし、

愛護団体やボランティアの人たちが

頑張って見つけては保護活動したりと。

でも報道もされなかったその他の現状が

もう悲しすぎる。

牛の死骸が悲しすぎる。

 

牛飼いなどやったことないナオトさんが

命を守るために体を張って世話してる。

ダチョウだって車で運んで…って個人がそこまで出来るか。

自分がとても冷たい人間にさえ思えてくる。

 

カメラが回ってないところでは

ナオトさん、とてつもなく苦労したろうし

幾度となく八方ふさがりに陥ったかもしれない。

それでも少しずつでも道をかき分けながら進んでる。

 

大切なものは何か。

今一度、自分にも問える作品。

 

知ったのはこれを見てからですが

これからは見続けていきたいです。

ホントに頑張ってます。

 

ナオトさん、タバコお好きなようですが

お体大切に。

 

 

 

 

 

 

ナオトひとりっきり