ペイン 魂の叫び

 

 

監督 ロバート・セレスティーノ

キャスト

リック・ゴメス…ヘンリー

フランク・ジョン・ヒューズ…クリス

ヴィネッサ・ショウ…エイミー

 

 

痛い系かなー、

それともヒューマンかなー、

全然どっちも違ってた。

 

オチがすべて

と言ったらそれまでなんだけど

オチの前には気づいてしまった。

 

ただそれに気づくまで

要は冒頭から伝えたいことがハッキリせず、

話の展開もうまくつかみきれないので

途中までずっとモヤモヤしながら見てたわ。

 

謎の男が主人公の前に現れてから

絶対この男あやしい…と思わせるような

話の流れだし&ハグした時のにんまり顔。

これ、ずるいよねー。

 

本人が「その最終局面」に気づくまでのパターンって

数々の映画で見たはずですが

このパターンは私はどうにも好きになれないな。

 

魂の叫びでこの展開なのかよ…とげんなりしちゃう。

せめてもっと不可思議なことが起こりながら、とか

お花畑に囲まれて、とかならいいのに。

妙に現実感ありすぎなところが気に入らない。

 

クリスが主人公ヘンリーに

諭すような言い方をしてるシーンがあった。

そこんところ、オチがわからなかったんで

全然何言ってんのー?的に聞いてたんだけど

わかってからは、ああそうでしたかと理解した。

でもね、すべてがヘンリーの脳内からの発信なんだよね。

 

人によっては

もしかすると好きな終わり方だったかもしれません。

が、私が主人公なら

清算というか、けじめがつかなかったような気がした。

ならば脳内ストーリーを作らずに

朦朧としたままサヨナラしたかったかも。

それかやっぱりバラ色で逝きたかった。

 

 

 

ペイン 魂の叫び(字幕版)