監督 田中登
キャスト
古尾谷雅人…犬丸継男
田中美佐子…やすよ
池波志乃…えり子
ホラーかと思ったら事件もの。
しかも実話もの。
ある意味ホラー。
わずか2時間足らずで村の30人を殺してしまうのだから。
古尾谷雅人、可愛い。
まだ彼が20代のころの時の映画なんだ。
もっと可愛いのが田中美佐子。
キュンするほどかわいすぎる。
このまんま年取りましたね、彼女。
本当にあった事件なのに
コミカルというのか、軽く感じるのはなんでだろう。
濡れ場シーンなんて笑ってしまえるし。
あ、志乃さんのオッパイが柔らかそうで触りたい（笑）
一番重苦しい雰囲気を出してたのは
勇造さんこと夏木勲氏の表情だけだった。
監督がロマンポルノを撮っている人のようで
そのせいで濡れ場もあったようですが、
継男の病気で徴兵検査で失格にされたのと、
勇造たち村人からの反応と、
夜這いと、やすよとの別れとで
全てがうまくいかなくなったからの犯行？
中身が多すぎて
彼が事を起こした動機が理解できない。
兵隊になれない…未来の希望が失われた。よし村人殺そう！
憎い村人多し…俺を虐める奴殺そう！
夜這い断られる…よし村人殺そう！
やすよとの別れ…好きな人と一緒になれないなら村人殺そう！
継男の頭の中はこうなるのですかね？
で、一番最初に、一緒に暮らしてたおばやん殺す。
なぜだ？
人殺した奴の祖母が残ったら可哀想だから？
ウィキも見てみましたが
さっぱり彼の心境がわかりません。
連続大量殺人犯の心情なんて最初からわかるわけないんですが。
おばやんと細々と暮らしてましたが
なぜか継男は金持ってました。
銃を買えるほど金持ってました。
それまでに集めた銃は警察に取り上げられましたが
新たに銃を買ってました。
なんで金持ちなんだ？
ああ、そういえば五月みどりが金貸して～って来たんで
犬丸家は金持ちだったんですかね。
鬼に化すまでの
継男の苦悩がよく描かれてなかったんで
どうにも冷めた目で見ることしかできなかったです。
これが実話。
村の閉そく感。
ダンナは戦争に行ってるのに
残された妻は他の男とやっちゃってる。
ここの村は寂しがり屋の女が多いから。
バッカじゃねーの？
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