ANON アノン

 

 

監督 アンドリュー・二コル

キャスト

クライヴ・オーウェン…サル

アマンダ・サイフリッド…ANON

コルム・フィオール…チャールズ

 

 

今年最後の映画です。

結論から言うと、つまんないの見ちゃいました。

 

出だしは面白いんです。

SF,近未来…もしかするとン十年後

自分たちが死んだあとでしょうが

いつかこうなるかもしれない、かもかも?

 

と、一瞬だけ思うんですが

人間改造しないとたぶん無理だろうからならないかな。

 

人の記録はすべて検閲されてしまうので

悪さできません。

悪さなんてとんでもない、プライバシーがなくなるという。

ちょっとその人をのぞいたら

何やって~とかまるわかりです。

 

いい言い方をすればクールでスタイリッシュ、

悪く言えば動きが少なく、感情ないし、面白みに欠ける。

 

その人の見たもの、視覚をファイル化できるようなんです。

人から人へそのファイル(記録や出来事)を思い浮かべれば

転送さえ出来るらしい。

なんとも伝達が面白そうだけど、実のところドライすぎる。

きっとこれが具現化したら感動って薄いんだろうなあ。

 

主人公のクライヴオーウェン

果たしてどこが一級刑事なのか??です。

見てるとそのうち、お、役所さんに似てるか?

でも役所さんの方がいい男だよなあ。

…そのうち、ルー大柴に見えてきて。

ルーが拳銃持ってるよ、ルーがHしちゃってるよ

と。

話が入ってこなくなりました。

 

ホント、おっさん、

怒りの顔も笑顔も何もなくて

この人の視覚から見えるデジタル化された人の記録しか

映らないんで徐々につまんねーと。

 

そんなサイバーなことが出来る近未来なら

性行為というアナログなことしてないで

勝手に脳のみオーガズムに達するように

改造しちゃえば性犯罪も少なくなると思うよ。

 

 

では今年はこれでおしまい。

 

 

 

 

 

ANON アノン(字幕版)