レプリカズ

 

 

監督 ジェフリー・ナックマノフ

キャスト

キアヌ・リーブス…ウイリアム・フォスター

アリス・イヴ…モナ・フォスター

トーマス・ミドルディッチ…エド

 

 

基本の設定としては興味そそる題材だし、

自分が主人公だったら?という目線にもなれるはずなのに

結局今一つで終わってしまった残念な映画。

 

車の事故で亡くなった妻子を

主人公の学者が、クローン技術を用いて

家族をクローンにして命を吹き返させるという。

 

愛する者が亡くなった時

どんな姿ででも生き返ってほしい。

その切なる気持ちは痛いほどわかるんだけど

突っ走りすぎてないか?

 

それができる機器や技術があるんだから

今すぐに!

科学、化学のことは全然知りませんけど

人が死んでも神経は十数時間生きてると?

その神経を転送して記憶も甦らせれるの?

 

現実に置き換えて考えてみると

クローン人間って年取るんでしょうか?

人という物体がたんぱく質アミノ酸、その他もろもろから

無から有になり、成長できるのであれば

細胞の老化もやはり可能なんだろか。

 

絶対秘密なことなのに

家族というクローンさんたちにも内緒なはずなのに

主人公自ら妻にべらべらと喋ってしまう。

なぜかクローン妻はそれで納得してる様子。

いやいや、真実を知ったらどんだけパニくるだろうに。

少々落ち込む程度。

うう、B級すぎるよ。

 

脚本を練り直せば

どんでん返しもできるような題材なのに。

もったいなさすぎなストーリー。

 

終わり方もそれでいいわけ?

丸く収まっちゃってるけど

それでいいわけ?と思ったし。

 

お気持ち程度のアクションもありましたが、

科学者ウイリアムが戦い慣れしてるはずないのに

なぜか機敏だった。

 

すべてキアヌに頼ってる映画としか思えなかった。

 

 

 

レプリカズ(字幕版)