コラテラル

 

 

監督 マイケル・マン

キャスト

トム・クルーズ…ヴィンセント

ジェイミー・フォックス…マックス

ジェイダ・ピンケット・スミス…アニー

 

 

トム・クルーズが悪役するってことで話題になったよね。

なんとなくしか当時話題にされてたのを覚えてる。

好青年役から脱却みたいな。

 

ササっと殺す殺し屋。

優しいんだか、非情なんだか。

でも「仕事」としてはこなしてる。

 

この映画って

期待して見てみたけど

うーん、私はそこまでいい感想は持てなかった。

記憶に残るかと言ったら忘れるだろう。

 

ただ、見せ場なのかわからないが

タクシー内での2人の会話のやり取りが響いた。

マックスのやりたいことってのはなんだ?

との問いの話から畳みかけるように自分にも値するかのような

ヴィンセントの言葉が突き刺さる。

 

腰掛で12年もタクシードライバーをやってるマックス。

やりたいことがあると言っても

そんなに長くタクシー運ちゃんしてるのならば

ただの言い訳になってしまう。

夢ばかり頭の中で膨らまして何も行動に移してない。

パッカーン!って響くわぁ。

 

この2人、こういう出会い方じゃなかったら

お互い刺激になるいい友人になれたかね。

ああ、でも殺し屋だからなあヴィンセント。

 

あと目を引いたのがコヨーテが道を横切っていく姿。

時間が一瞬止まったんじゃなかろうか

と思うほどマックスやヴィンセントと一緒に

コヨーテを眺めてしまった。

 

その2点だけ良かったとこ。

トムさん、やっぱ人の好さが隠し切れないんだよ。

冷酷な殺し屋設定だけど、温かさがチョコチョコ出てる。

 

 

私の好きなマークラファロさん。

合わない!オールバック!

 

 

 

 

コラテラル (字幕版)