監督 レベン・ガブリアーゼ
キャスト
ミラ・ジョボヴィッチ…ナージャ
コンスタンチン・ハベンスキー…スラヴァ
イヴァン・アーガント…ナージャの元彼
男の俳優さん、知らないなーと思ったらロシア映画!
ラブコメなのかと思ったら、序盤そう見せかけて
実はスポーツもの!
そこにはコメディも入ります。
でもって、ロシア映画なのにミラジョボ出てるの?
と思ったらお呼びの声がかかり出演となったらしい。
そういえばミラジョボはロシア人なんだよね。
最後のエンドロールでNG&メイキングが流れますが
素で泣いちゃっててねぇ。
ウルウルきましたぜ、こっちまで何故か。
偏見ですが
ロシアなのにこんなあったかい気持ちにさせてくれるなんて。
もっとシリアス路線一直線だったり
戦争や政治の映画ばかりだと思ってたら大間違い。
ごめんなさい、ロシアの温かい心の人たち。
舞台はパリチキという所。
食べ物みたいな土地。(ファミチキが頭から離れない)
ミラジョボが主役かと思いきや、彼女はサブキャラ。
相手の男の人が主人公。
きっとアメリカ映画なら若かりし頃のロビンウィリアムスあたりが
演じれば当たりかもしれない。⤴好きでしたのに…
自身の結婚式に向かおうとした矢先、
ひょんなことから少年サッカーの監督を押し付けられ
12歳の孤児たちを急きょ集めての奮闘ストーリー。
子供たちの個性がしっかりとしており、
非常にわかりやすい。
どの子が生きてくためにどういう悪さして…
っていうくだりが
サッカーの動きにちゃんと反映されてる。
で、それぞれみんなの活躍シーンがあるし。
メインとなるチームリーダーのカール君は素直。
下剤が混ざった炭酸飲んでるごくごくシーンの音が( ´,_ゝ`)プッ
練乳好きの気弱っ子ダリクが
キーパーになった時のめざましい活躍がスッゲエ!
最初はすぐにムキになるテールボーンがキーパー務めてたけど
(この子がまた可愛いんだ)
ダリクとスタメン交代しても、
しっかりフォローに回るし、監督と一緒に抱き合ってるし
ホント子供らしい。
嘘にうそを重ねて
事態をややこしくさせたのは良くないし、
何よりも一番に嘘を解き、謝んなきゃいけないのは
新婦だったろうとは思いますが
この映画の流れでは出来たミラジョボだから良しなのか。
ウイルスにかかり、事故に遭い、
ムショに入れられてるからそっちに行けないって。
んなわけないだろう(笑)
少年サッカー協会のえらいオッサンが
主人公に言った言葉。
「人生に後半はない」が心に響きました。
だよね、ずっと全編通したまんまだよね人生って。