監督 フランソワ・シマール
アヌーク・ウィッセル
ヨアン=カール・ウィッセル
キャスト
グラハム・ヴァーチャー…デイヴィー
ジュダ・ルイス…イーツ
ケイレブ・エメリー…ウッディ
コリー・グルーター=アンドリュー…ファラディ
少年4人組が主人公。
だからといって、スタンドバイミーっぽくはない。
そう、一応これはホラー映画のジャンルなんで。
勝手にあだ名をつけて見てました。
デイビーは一番の主役なんで、そのまんま。
太ってるウッディは内山君。
ファラディは窪田正孝メガネ。
イーツは野田クリスタルをもっとカッコよくした少年。
15歳君たちの集まり。
体はそれなりに大きくなってるけど
まだまだ子供の域。
H本を見たり、夜の鬼ごっこをやったり
なかなかの思春期。
いろんな想像力が豊かなお年頃です。
連続殺人鬼が捕まらず
いまだ子供が誘拐されるという事件が続いてる。
新聞記者の息子デイビーは父親譲りなのか、
「人を見たら疑ってかかれ」精神なのか、
カンが働いたのか、
なぜかなぜかの隣人のマッキーという警察官が
怪しいとにらんじゃった。
このマッキー、ガタイがよくって
渡辺徹&小手さんみたいな人。
悪そうに見えない。
少年たちに疑われて監視されて、いい迷惑だろうに。
あらぬ疑いをかけられて、
庭や家まで少年たちに荒らされて
親にバレて謝罪に行ったが、それでもデイビーは
疑念がぬぐえない。
少年たちは犯人かも?いや違う!
と揺れてるのよ。
私も見ながら、マッキーに対して
ホントはいいひとなんじゃね?
いや待てよ、実はいいひとそうに見えて…
と一緒になって揺れるわけよ。
実は全然関係ないデイビー父親が犯人じゃないの?
とか思ったり。
このへんの見せ方はちょっと上手い。
なんで84なんだろう。
音楽。ああ、携帯がない時代だ。
無線機とか、番号案内も小道具の一つか。
で、青春ものに掛けてるんだ。
言ってしまえば3人の監督がいて、
この出来かよ!ですが、誰か一人でも
違うラストの提案をした人はいなかったのかね?
「人は決して本性を見せない」
だわ。
隣人ではないが、うちの近くで大事件起こした人いたし。
演じた少年たちが楽しくこの映画を
演技できたことを祈ってます。