サマー・オブ・84

 

 

監督 フランソワ・シマール

   アヌーク・ウィッセル

   ヨアン=カール・ウィッセル

キャスト

グラハム・ヴァーチャー…デイヴィー

ジュダ・ルイス…イーツ

ケイレブ・エメリー…ウッディ

コリー・グルーター=アンドリュー…ファラディ

 

 

少年4人組が主人公。

だからといって、スタンドバイミーっぽくはない。

そう、一応これはホラー映画のジャンルなんで。

 

 

 

勝手にあだ名をつけて見てました。

デイビーは一番の主役なんで、そのまんま。

太ってるウッディは内山君。

ファラディは窪田正孝メガネ。

イーツは野田クリスタルをもっとカッコよくした少年。

 

15歳君たちの集まり。

体はそれなりに大きくなってるけど

まだまだ子供の域。

H本を見たり、夜の鬼ごっこをやったり

なかなかの思春期。

いろんな想像力が豊かなお年頃です。

 

連続殺人鬼が捕まらず

いまだ子供が誘拐されるという事件が続いてる。

新聞記者の息子デイビーは父親譲りなのか、

「人を見たら疑ってかかれ」精神なのか、

カンが働いたのか、

なぜかなぜかの隣人のマッキーという警察官が

怪しいとにらんじゃった。

 

このマッキー、ガタイがよくって

渡辺徹&小手さんみたいな人。

悪そうに見えない。

少年たちに疑われて監視されて、いい迷惑だろうに。

 

あらぬ疑いをかけられて、

庭や家まで少年たちに荒らされて

親にバレて謝罪に行ったが、それでもデイビーは

疑念がぬぐえない。

 

少年たちは犯人かも?いや違う!

と揺れてるのよ。

私も見ながら、マッキーに対して

ホントはいいひとなんじゃね?

いや待てよ、実はいいひとそうに見えて…

と一緒になって揺れるわけよ。

 

実は全然関係ないデイビー父親が犯人じゃないの?

とか思ったり。

このへんの見せ方はちょっと上手い。

 

なんで84なんだろう。

音楽。ああ、携帯がない時代だ。

無線機とか、番号案内も小道具の一つか。

で、青春ものに掛けてるんだ。

 

言ってしまえば3人の監督がいて、

この出来かよ!ですが、誰か一人でも

違うラストの提案をした人はいなかったのかね?

 

「人は決して本性を見せない」

だわ。

隣人ではないが、うちの近くで大事件起こした人いたし。

 

演じた少年たちが楽しくこの映画を

演技できたことを祈ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

サマー・オブ・84(字幕版)