Diner ダイナー

 

 

監督 蜷川実花

キャスト

藤原竜也…ボンベロ

玉城ティナ…オオバカナコ

窪田正孝…スキン

 

 

蜷川さん。

色彩ハデハデ。

良くも悪くも蜷川さんなんだね。

 

原作があったんだ!

この無国籍のようなおかしな世界を

よく映像化したねえ。

でも私、全く知らなかったし、

マンガもあるみたいだけど読む気もないし

まず設定に興味が持てなかったから

映画見たのみの感想書くね。

 

殺し屋さんたちが食べにくる食堂ダイナー。

殺し屋というとイメージでは「ゴルゴ13」なんだわ。

いやいや、全くかけ離れた人たちが殺し屋さん

異人さんのような人たちがたくさんで、

コスプレチンピ―のようなプロ。

とっちゃんぼーやで等身がおかしなキッド。

これ、やっぱり原作に近いんでしょうかね?

 

この下品さがいいんでしょうか。

ダイナーの世界観としては決して高評価はしませんが、

蜷川ワールドとしては華美で、

それこそお得意の百花繚乱で色がとっちらかってました。

誉め言葉よ。

この色遣いの派手さを食材でも見せてくれたら

もっとゾクゾクきたかも。

食材にはいろんな色がありますからね。

 

主演者は結構、豪華でした。

蜷川幸雄さんも肖像画のデルモニコ役でいるし。

よくよく考えたら蜷川ファミリーっぽい演者さん多し。

奥田瑛士は友情出演?

蜷川さん演出の舞台によくご夫婦で来てたので

オトモダチなのですか?と思います。

ただ土屋アンナは誰かと思うくらい…オバサンに見えた。

無礼図は真矢さんより宝塚つながりで真琴つばさの方が

合ってるような気もしましたが。

上品さが真矢さんは抜けてない(笑)

 

コフィはスジがないミカンがお好きなようで。

目の付け所が面白いキャラだったので

私も真似して、ミカンのスジをキレイにとってみました。

が!スジなしミカンを割ったら…スジが中にもありました!

ふ…殺されちゃうな、コフィに。

 

何が一番印象に残ったかというと

序盤で街中を歩いてる人や、会社前のリーマン。

途中STOPしてるエキストラさんたち。

頑張ったで賞をあげたいです。

 

 

 

 

 

 

Diner ダイナー