ランナウェイズ

 

 

監督 フローリア・シジスモンディ

キャスト

ダコタ・ファニングシェリー・カーリー

クリステン・スチュワート…ジョーン・ジェット

マイケル・シャノン…キム・フォーリー

 

 

ザ・ランナウェイズ。

映画のための架空のガールズバンドだと思ってた。

実在してたんだね。

日本で人気だったとか。

うーん、年代がずれてたため私は知らなんだ。

この当時はかろうじてベイシティローラーズぐらいしか知らん。

 

たぶん知ってる人にしたら

かなり興奮するストーリーなんだろう。

なんてったって下着姿で歌っちゃうんだから。

 

洋楽聴き始めてからも

このバンド以前のスージークアトロは知ってるのに

デヴィッド・ボウイはハマったのに

ピストルズもまあまあ好きだったのに

このバンドはちーーーーっとも知らん。

 

仮に架空のバンドの映画なら

きっと「深みが足りない」だとか「スカスカで浅い」とか

ボロクソ言ったかもしれないが

現役でやってるジョーン・ジェットもいるわけだし。

 

あ、ジョーンジェットの若いとき、

このバンドを組んでた時の画像を見たんだ。

演じてたクリステンはかなり似せてました。

かなり似てる。

ギターの弾き方のスタイルは少々違ってたかな。

映画のジョーンはバクチク今井さんのような弾き方。

腰落とし気味のね。

 

プロデュースしたキム・フォーリーは

あきらかに人選ミス。

彼のこと「キモい」「フランケン男」と

セリフで言ってたように

ホント、それです。

マイケル・シャノンが演じるならば

タランティーノ役をやってもらいたいぐらいだわ。

 

実際のキムフォーリーは

やっぱ奇抜な人だったようだけど

知らない私が言う分には許してくれ。

ウォーホルやボウイのようなアーティステックな人の

真似をしてるようにしか見えない。

若さで突っ走ってこのバンド作り上げたかのよう。

 

焦点をホントに当てたかったのは

誰なんだろうと思った。

とりあえずバンドのボーカル、ギターの2人。

でもちょっとボーカル寄り。

あとはオマケ的扱い。

 

音楽、バンドとしての始まりからを撮りたいのか

シェリーの家庭事情も含めた数年間を撮りたいのか

全体像か、一人視点からなのか

今一つキチッとしたものが見えてこなかった。

音楽に震えることもなく、ただボーッと見てるうちに

終わってしまったよ。

 

一応、映画と実物の比較を貼っといてみよう。

 


The Runaways - Cherry Bomb

 

 

 

 

 私としてはジョーン・ジェットの

「音楽」を貫く半生を映画にしてほしいなと思った。

と思ったら、探したらあった(笑)

 

 

ランナウェイズ (字幕版)