エリザベス 狂気のオカルティズム

 

 

監督 セーラ・ウォーカー

キャスト

アラナ・ボーデン…エリザベス

スキート・ウールリッチ…ブライアン

ディアドレ・ラヴジョイ…ワンダ

 

 

こういう輩がひっそりと生きている。

それも思ってる以上に大勢いることを知っておかないと。

 

誘拐事件の実話。

映画の中で本人がストーリーテラーのように

ちょこちょこと出てきて

映画エリザベスの心の葛藤を語っている。

 

犯人はこれが初犯ではなく、

何度もいろんなとこで性的虐待や暴行を繰り返してる

色情男。

そして、てっきり「神様ごっこ」してるだけだと思ってたのに

モルモン教らしい。

もちろん除名されてるみたいですが。

 

宗教というのは時に厄介で

教えを忠実にまもり、他の人や他宗の人と相容れながら(?)

自分の信仰を貫いていくものなのかもしれないのに

どこかに勝手に解釈を歪ませて

自分なりの信仰にしてしまう人がいる。

 

犯人のこいつも

思い付きや閃きを勝手に神のお告げだと言いやがる。

間違ったその思いが

エゴや、煩悩の塊になり

無宗教の人より質が悪くなる。

 

山奥でキャンプ生活し、少女を連れ去り、犯し、

酒で酔っ払って

世界を救うといわれてもねえ。

妻のワンダも立派に洗脳され、ヘプシバと名乗り、

2人して一夫多妻制の宗教を作ろうと。

でもワンダはエリザベスが来てから焼きもちもやいてる。

 

約9か月にわたって

誘拐され、毎夜レイプされ、

エリザベスはどんだけピリピリした生活だっただろう。

水や食料が尽きてくる中、

この犯人に拉致されたことより、

とりあえず水、とりあえず食べ物

の方が優先されただろうに。

 

強い子だったね。

2人の会話をじっくり聞き、何を望んでいるか聞き逃さず、

相手に伝える時はうまく心理操作して

自分の思った方向にもってける術を習得してた。

 

私だったら相手がウンコしてる時に

スコップで頭かち割ってあげたかもしれない。

失敗したらサヨウナラになるけど。

 

ホント今もどこかで…の人が、子供がたくさんいます。

こういう犯罪は絶対に許してはいけない!!

 

 

 

 

 

 

エリザベス -狂気のオカルティズム-