監督 ダーブラ・ウォルシュ
キャスト
ジュディ・デンチ…シルバーさん
ダスティン・ホフマン…ホッピーさん
リチャード・コーデリー…ブリングルさん
冒頭からカメ。
そうね、カメ好きにはたまらないほどカメ多し。
が可愛いカメでもさすがに100匹もいたら気色悪っ!
皿の上やザルや鍋にカメ。
所狭しとカメ。
しかもホッピーさんったら名前を付けて
判別できてる。
シャイなホッピーさんが階下の女性に恋をして
一念発起し、想いを伝えようとあれこれ頑張っちゃうお話。
これ、ダスティンホフマンが演じてるんだよ。
あのホフマン。
いつの間にか80歳超えてたんだね。
シルバーさんがこれまた垢抜けてて可愛いの!
インテリアも女性らしくって
オシャレでチャーミングで社交的で。
こんなキュートな役を女王もできるデンチさんが演じてる。
屈託のないあのデンチの笑顔がたまらなくかわいく見える。
意外な役どころかもしれないのに
見ていくうちにとんでもなくしっくりきてる2人。
さすが大ベテランでスターと呼ぶにふさわしいお二方。
後から「どおりで…」でした。
元が絵本で(児童文学)
「チャーリーとチョコレート~」の原作者の方でした。
タイトルのまじないってのはそういう言葉遊びがお得意な作者。
もう一人のうるさいオジサン、ブリングルさんは映画用ですかね。
ホッピーさんもシルバーさんもうるさいと思ったでしょうが、
見ている私も
ブリングルさんのたたみかけるような話し方には辟易しました。
まるでコントのよう。
引っ越してくれないかな、このオジサンって思った。
人を好きになるのに年齢なんて関係ない。
ホッピーさんが言ってた
「想いを相手に伝えて、初めて愛になる」
ダメもとでもいいから頑張ってみる。
なんかやってることは子供みたいですが、
相手が幸せになってくれればとの思いで
影ながら一生懸命頑張ってるホッピーさん。
純心だし、あったかい気持ちが伝わってくるし
「いいぞ、いいぞ!」って見ながら言ってたよ私。
終始、笑顔で見れる映画です。
ひとつだけ笑顔になれなかったのは…
ブリングルさんがアレを食べてるとこです。