デス・レター 呪いの手紙

 

 

監督 ウラジミール・マルコフ

キャスト

イゴール・リゼンゲヴィッチ…イーゴリ

ユリヤ・ペレシルド…マリーナ

リュドミラ・チルコヴァ…老女

 

 

ロシアのホラー映画。

全然怖くなんてないよ!

普段から寒い国だからこれ以上震えなくてもイイのか?

なあんてね。

 

ぶるぶるホラーというより、不思議な体験しちゃいました

というような内容です。

 

会社宛てに手紙が間違えて配達されたみたいだから

散歩がてら届けに行ってきてちょうだい。

と、その手紙を受け取ってしまったことで始まるお話。

 

車のダッシュボードに突っ込んだ手紙が

なぜか自分のポケットの中にあったり、

たどり着いた先の老女に手紙を渡すも

住所が違うからと突き返されたり、

ミステリアスな箇所がじわじわ迫ってきて

どうなってしまうの?と。

 

途中、不可解な時間軸の中に入っていくわ、

異次元に迷い込んだかのようなおじいさんの部屋。

ドキッ!ともしないんで、

結末を早く知りたいとまで思わせてくれる。

 

3分の2あたり来たら、

手紙の受取人が登場するんだけど

そこからはもう手紙渡すだけになるんで

ちょっとワクワク感が消えちゃいました。

 

これまた受取人の正体が

とんでもない展開でさぁ。

百年位かけての話に、

なぜわざわざ主人公を配達人として選んだんだ?

というのが描かれてないのが残念。

 

せめてあと5分ほど時間を長くして

主人公との関係性をどうにかこじつけてでも

関わらせれば

渋々ながらでも納得したはずなのにな。

罪人なんてそこらじゅうにいるはずなのに、

なぜ彼を選んだという隠し要素が足りなかった。

 

ちょっとしたミステリーを

手っ取り早く見たい人には向いてるのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

デス・レター 呪いの手紙