監督 サーラ・カンテル
キャスト
アーヴァ・メリカント…オンネリ
リリャ・レフト…アンネリ
エイヤ・アフヴォ…バラの木夫人
フィンランドの児童文学が実写になった。
なんてカラフルで少女たちも可愛いんだか!
絵本の世界から抜け出たような色彩。
これは薄汚れた自分の心が洗われそうなお話だわ!
北欧家具を好む女性は
もちろん大好きと言わざるを得ない作品になるかも。
それに小さいときにおままごとしてた人も。
両方特に興味を示してこなかった私でもニンマリする出来。
好みとしてはオンネリちゃんの(黒髪)笑顔がまぶしくて可愛い。
おばあちゃんになっても
そのキュートな笑顔でみんなを和ませるんだろうなのお顔してた。
当然、少しくせ者の人や小悪人も出てきますが
みんな良い人、仲良しさんになる。
わかりやすいし、自分に娘がいたら見せてあげたくなったわ。
出てくる人の名前は日本版で変えたのかな?
ナイスなネーミング。
隣人の怖かった女の人はウメ・ボーシュさん。(梅干し?)
おまわりさんはゴウ・リキネンさん。(剛力?)
アンネリ、オンネリのファッションショーなみの
服の七変化も可愛いです。
お風呂の時もパジャマも。
それだけじゃなく、畑の野菜や花、食事までもが色とりどり。
ただ猫ちゃんがピンクだったのには驚いた…まさかだよね?
オンネリの弟君が
私の好きなザ・ラスマスのラウリ似なんで
一押しとなりました。
ラスマスもフィンランド出身のバンドです。
こんなおとぎ話のような夢みたいな話ですが
少女2人は結構お金の管理にシビアで
貯金とかするし、食事作り、裁縫までして生活をこなしてます。
ただ単に楽しければいい、っていう考えじゃありません。
7歳にしてしっかりしてる!
1時間半もない映画の世界。
気持ちが明るくなりました。