一本の電話。
相手は彼様。
「ごめんなさい…また怒られることしちゃいました」
なにごとかと聞いたら
まーたまたまた、保護してしまったらしい。
ホントにアソコの職場はよくヒナが落ちてくる。
落ちたはいいが誰も助けないし、よけようともしないらしい。
2日間、道に放置されていたヒナは
彼様に発見され、おもわず保護してしまったようだ。
もう、育てて放鳥させるの大変だから
二度と拾ってこないでね!
と、きつく言っても
いざ放置落っこちヒナがいると死んでしまうかもしれない
とよぎるらしく、助けてしまうのだ。
リピートだ。
条例でいけないのは知っている。
が、数時間でなく数日。
生き物が生死さまよってるのに放置はできない。
弱いヒナは食物連鎖がどうのとかWebサイトで語ってますが
人間が命を決める権限はないだろうと思ってる。
だからって
彼様のとってる行動は
まるで小学生が学校の帰り道に…と一緒だ。
「自分がすべて世話するから」。
最初の何日かだけだよね、世話するの。
あとは私だよね。
ということで
一週間ぐらい前から家にいます。
最初は死にそうなぐらい元気がなかったものの
今では
よく食べ、ものすごい大きいウ○コもし、
小さい羽根をパタパタさせては脂粉(フケ)落としてます。
まだ頭に産毛がある。
落ちたときに足を痛めたのか
歩行が鈍い。
神経質かキレイ好きなのか、
トイレは自分で決めた場所があるらしく、
そこでしかしない。
頭のいい子だ。
名前がないので彼様が名付けた。
鳩山さん。
ピヨ(現在行方不明)、ヒー、コバと
放鳥させてきた。
今もしっかり飛び回ってる。
鳩山さんも早く大きくなって
みんなの仲間入りをしておくれ。