監督 フィリップ・ラショー
キャスト
フィリップ・ラショー…冴羽リョウ
エロディ・フォンタン…カオリ
ジュリアン・アルッティ…スキッピ―
シティーハンターのフランス版。
これは実写化にして大成功!
ここまで忠実にしてくれるなんて
微塵も思ってなかった。
ジャッキーチェンの時のとは大違い。
これ、もしかしてBlu-ray買ってもいいかと思う出来。
ホンットに期待してなかったのに
まさかのいい意味での裏切り。
監督&リョウ役のラショーさんは制作撮影に至るまで
かなりの年月かけたようですが(予算も著作権も含め)
満点に近い作品を仕上げてくれました。
エンディングにGET WILDもVERY GOOD(笑)
音楽はホントにセンス良く、JETのAre You Gonna~が
流れてきた時のシーンなんてもう心臓が小躍りしてました。
声優陣も神谷さんがリョウじゃないんだ?と
始めは思いましたが
別の役でしっかり演じてますし、
山ちゃんのリョウ役でも全然違和感なし。
カオリ役も伊倉さんでないんですが、
別の役で登場。
スキッピ―妻で変な声(笑)
出演されたフランス俳優さんたちも
特にカオリ役の人なんてまさにちょうどいい!
よくよく見ると、ボーイッシュなのに
ピッタリTシャツ着ればそれなりに胸がある。
ストーリーも変わらずの下品さがおかしくってたまらない。
でも、リョウとラショーさんの雰囲気が同じなので
下品なのにいやらしく感じないとこがいい。
スキッピ―役の人もギリギリで顔をしかめない程度の
お下品演技をしてくれてるからその点は大丈夫。
パンチョも汚すぎず、いいチームの一員になってる。
最初の方で、海坊主と戦ってる時
ゲーム主人公視点のような画にしてるのが今っぽかった。
あとパンチョがハムスターをあたためようと…
あれだけはやめてくれぃ。
けなすとこがないぐらい
おおいに笑わせてもらいました。
なんだか監督のシティーハンター愛をひしひし感じるわー。
しかも遠く離れたフランス人が演じて
違和感がないってどうなのよ?
日本人には冴羽遼役が出来る人がいなさそうだね。
ジャッキーチェンはジャッキーチェンから脱してなかったし。
最後に
モッコリーさん、超カワイソーだった(笑)
人にお勧めできる映画。
もう一回見ようっと。