ロンドンゾンビ紀行

 

 

監督 マティアス・ハーネー

キャスト

ハリー・トレッダウェイ…アンディ

ラスムス・ハーディカー…テリー

アラン・フォード…レイ

 

 

良くも悪くもイギリスです。

音楽がいいです。UK唸ります。

アートチック?劇画風な冒頭もいいです。

ゾンビ映画に見えません。

 

本来のゾンビが忠実です。

走りません。

ゆっくりゆっくり歩きます。

歩行器のおじいちゃんと同じようなペースなので

一生懸命に歩行器使って逃げてるお爺ちゃん見てたら

手に汗かいてきます。

 

ゾンビは頭を打てば死にます。

仲間の一人がゾンビになるんですが、

ソイツは頭に金属が入ってるんで撃っても弾がはじかれます。

これは新しいゾンビです。

 

一応ホラーコメディなんですが

私はあまり笑う要素は見当たらなかったです。

主人公の兄弟はマヌケと謳ってますが、特に抜けてはないような。

 

B級映画ですが、そこそこ細かい描写も見逃してません。

街がほぼゾンビ化されてウヨウヨしてるってのに

遠くの方で走って逃げてる人間がゾンビに噛まれて

ダウンしてたりします。

エキストラさんでしょうが、

カメラから遠くにいるってにいい仕事ぶりしています。

 

老人ホームのご老人が銃を手に…も

元気が良くてかっちょいいです。

ゾンビにもご老人がいて、アップで映してくれます。

車椅子のゾンビもいたりして、まあそうだよなーとも思います。

 

ケイティのような銃さばきもうまく、開錠のプロがいたら

いくら今まで悪さやってきたとしても許せてしまいます。

ある意味普段、人が良く優しい人はすぐにゾンビになっちゃうんだろうな。

 

褒め称えてますが

構成としては下手だな、って感じました。

プラス主人公をもっと全面的に出してあげないと。

彼(アンディ)の存在が皆に紛れすぎて薄すぎました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ロンドンゾンビ紀行(字幕版)