キューティ・ブロンド

 

 

監督 ロバート・ルケティック

キャスト

リース・ウィザースプーン…エル・ウッズ

マシュー・デイビス…ワーナー

セルマ・ブレア…ヴィヴィアン

 

 

主役のリースはやっぱり見た目が濱田マリ

何をどう見ても濱田マリにしか見えない。

ずいぶん若いと思ったら2001年作。

見逃してたのか。

今は濱田マリから少し顔が違ってきてます。

 

ってことで、何も知らないで見始めると

女子女子女子で、鮮やかなカラーが満載で

「うっ…この映画ってもしかしてドギツイのか?」

あまり女子力高めの困ったおバカちゃん路線は

はずれだよなーと思いましたが

いやいやとんでもない!

 

この子エル・ウッズ、実にいい子です。

 

彼氏に見た目も将来のことも含めて振られたら

もっといい男を見つけるか、

悪口三昧でスッキリするかだろうに

自分も同じハーバード行って彼に認めてもらうと勉強しまくる。

 

見た目派手なエルは学校内で浮きまくりだし、

仮装パーティがあると嘘を言われて仮装してけば

みんな普通の格好。それでもめげず。

直接悪口言ってくる子には

「なんでそんな悪く言うの?」としっかり向き合い言い返し、

なかなか芯が強い。

 

元彼に婚約者がいたことを知り

その婚約者ヴィヴィアンが性格悪くても

決して容姿はけなさない。

多少やり合っても裏をかいて…とかずるいことはしない。

 

ファッションやネイルが好きだから

それも怠らない。

愛犬のこともしっかりお世話してる。

 

自分がやりたいことを諦めないで

常にポジティブで前へ進むのみ。

もちろん映画だから

うまいこと話がとんとん拍子に進むわけですが

見ていて小気味イイ。

 

エルの本来持ってる明るさと前向きさと

まっすぐな心が

斜めに物を見る私の気持ちに多少変化がありました。

最近年齢のせいで、好きなもの諦めてる自分がいたもんで。

 

エルもいい子なんですが

大学に行く前の友達もいい子でした。

このころの友人関係って

人と違うことをやりだすと

もう仲間じゃないというグループからはじき出す傾向が強いと思いますが

エルがハーバードに行っても、ずっと友人関係を続けてる。

 

見終わる頃には

お目目チカチカの原色カラーも見慣れてきます。

冒頭見たときの怪訝さは全くなくなり

実にホットなコメディでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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