ワンチャンス

 

 

 

 

 

監督 デヴィッド・フランケル

キャスト

ジェームズ・コーデン…ポール・ポッツ

アレクサンドラ・ローチ…ジュルズ

ジュリー・ウォルターズ…ポールの母

 

 

音楽ものの映画はいいねー。

ふだんロック派だけど、オペラも全然良し。

ドラムのようなリズム隊も好きだ。

サクセスストーリーは好きな部類だけど

これに音楽の、っていうのが加わると

よりいっそう熱く見れる。

でもなぜかミュージカルは好きになれない。

 

ポールポッツの半生を描いたストーリー。

ブリテンズ・ゴット・タレント」に出るまでの。

 

好んでオペラは聴かないですが

ポールポッツという名前ぐらいは知ってるぞ。

たぶんyoutubeでも1回ぐらいは見たかもしれない。

真面目そうな地味目そうなオジサンが

歌ってる時のあの力湧く歌声がすごいと感じた。

 

ジェームズコーデンが演じてますが、いいね。

彼はやっぱり華がある。

それにチャーミングだ。

太ってても清潔感がある(笑)

 

その前に冒頭の聖歌隊で歌ってた

ちびっこの時のポールが現在の彼と顔が似ていて

最初っから笑ってしまった。

よく似てる子選んだわ。

 

病気や事故など多難な人生を過ごしましたが

映画ではそこは軽めに描いてます。

もちろん現実はいろんなことが辛く、

くじけそうになったときもあるでしょうが

コメディタッチでいいんだと思う。

 

周りにこれほどいい人たちが揃ってたポール。

ま、ちょっとはいいとこどりの映画で

書き換えられてるとこもあるんでしょうが、

携帯ショップの店長が

ジュルズと会うきっかけをコッソリ作ったわけだし、

ベネツィア留学もパヴァロッティに散々言われたけど

同級女生徒と組んで成長しただろうから

決して無駄ではなかったろうし、

ジュルズの一押しで「~タレント」に応募したわけだし、

彼らがポールの周囲にいなければ

今頃ポールは携帯ショップの地区副マネージャーでしょう。

彼のドラマには欠かせない必要な人たちが多いこと。

 

なんか、ずっと笑顔で見ることができた映画です。

泣きはしなかったですが

この映画を見て幸せな気持ちを少しもらえたような気になります。

 

携帯ショップの店長が

ホントはどういう人物なのかぜひとも知りたい。

まさかの映画のような破天荒すぎる人なのか気になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ワン チャンス(字幕版)