劇場版 鬼滅の刃 無限列車編

 

 

監督 外崎春雄

声優 

花江夏樹…炭治郎

松岡禎丞…伊之助

日野聡…煉獄さん

 

映画館では見ておらん。

DVDで。

えらい人気になってたね。

 

新たに映画用として作った話ではなく、

物語の続きで尺足らんから映画になったみたいで

もしかすると映画で初めて見た人は内容理解できたのかな。

 

特に大ファンでもないので

ひいき目には見てません。

ただ、これだけブームになったので

惹きつける何かがあるんだろうと思います。

と言っても、見てる最中は私もそれなりに楽しんだんです。

 

説明的セリフが少し目に付いたかな。

そこ、長々と言うんだ?とか。

あと善逸と禰豆子って出番少なかったね。

一言で言うと煉獄さんメインのストーリーに近かった。

後半のアカザとの戦いではほぼ煉獄さん主役!

 

煉獄さんは最初に見たとき(アニメで)

ずいぶんと顔から色から濃い人だなーと。

煉獄母の遺伝子は唯一、目の色しか受け継いでない。

煉獄父の血が濃すぎて、父と煉獄さんと弟がクリソツ。

もしかすると苦手かも…と思った煉獄ビジュアルでしたが、

見ていくうちに彼のいかにもまっすぐな正義が魅力に。

本当にブレることない、一点の曇りもないまっすぐさ。

 

アカザとの戦いの途中で

煉獄さんの過去も流れてきてからの終わりまで。

このまっすぐな心は、母の教えを守り母を想って。

最期に母が目の前に現れて笑って逝った煉獄さん。

もうやっぱりこれは煉獄さんが主役だわ。

 

映画が始まる前のCMスポットで流れてたエンム。

ずいぶん独特の声してるなーと思ったら平川さん!

印象が全く違うのね。

ふだんアニメ見ないんで知らなかったけど

オーランドブルームの声担当の人。

へえ、こういう声もできちゃうんだ、と驚きました。

 

そのエンム。

人に楽しい夢を見させた後で、悪夢にして殺す。

まさに天国から地獄に突き落とすという

むごたらしい性格の奴ですな。

この異常性は鬼になるには十分な素質の持ち主。

 

エンムの過去は知らねども

すっごー強いアカザも悲しい過去あるんだよね。

この正義の主人公たちだけを見せるんでなくて

敵側の鬼たちの元々は人間で…

実は〇〇なことがあって鬼になっちゃいました。

っていう、ちょっとだけ同情誘うのも見せ方が上手い。

ただ単に鬼は憎い奴ってだけじゃない。

 

10月からまたアニメが始まるんで

その前にもう一回、この無限列車編を見直して

気持ち高めながら望みたいと思います。

別に特に大ファンってわけでもないけど。