ビリーブ 未来への大逆転

 

 

監督 ミミ・レダ

キャスト

フェリシティ・ジョーンズ…ルース・ベイダー・ギンズバーグ

ア―ミー・ハマー…マーティン・ギンズバーグ

ジャスティン・セロー…メル・ウルフ

 

 

男女平等裁判で勝利を勝ち取ったお話。

この方の存在を知らないでいました。

先駆けて男女の差別を戦い抜いてくれた人だったのね。

 

知らないことがたくさんあって驚き。

最初に響いたセリフが

「裁定は天気に左右はされないが、時代の空気には左右される」

今でこそ言える、そりゃそうでしょ的な言葉なんですが

今も根強く残る古い体制の法律。

そうやすやすと変えれるもんじゃない。

それをひっくり返す功績を残したのが彼女。

 

そして合衆国憲法には「自由」という単語がなかったこと。

自由の国アメリカ。というのは一体どこから来た言葉なんだろ。

誰かが発した言葉が広まったってことか?

 

ハーバード院には女子トイレがなかったり(当時)

クレジットカードが作れなかったりと

職業選択で女性が受け入れられなかったりと

男性特権、男性優位の社会を

変革しようと立ち上がった人たちなのね。

 

人たちというのはルース一人ってわけじゃなく

周りで支えてくれる人が多かったおかげというのも大いにある。

一番の支えはやっぱ夫のマーティン氏。

彼がいたのでルースは奮闘できたし、ここまで行動に移せた。

一番の功労者はマーティンだと思う。

仕事も有能で、料理も抜群、妻への愛情もばっちりで

こんなに優秀な人はいないわ。

 

ルースが院に入学したときには

すでに結婚もしており、子供も生まれてた。

当時の平等でない時代に、

マーティン氏は仕事も家事も一緒に担ってた。

50年後半の時代にだよ。理解がありすぎるわ。

 

最後に本物のルースが最高裁の階段をのぼり

歩いているシーンも驚き。

(2020年に彼女はお亡くなりになりました)

 

やっぱりね、弁護士は弁が立たないとダメだわ。

法律知ることはもちろんだけど

頭の回転の速さや、機転の利かし方、モノの例えなど。

策略も練らなきゃいけないし、読みも鋭くないと。

加えてどこまで弁が立つか。

大変な職業ですな。

 

 

 

ビリーブ 未来への大逆転(字幕版)