監督 鶴橋康夫
キャスト
見るのためらったんだけど見てしまった。
源氏物語自体よう知らんのに。
案の定、失敗だった。
もう全てがスローで眠気を誘う。
光源氏はただのヤリチンだし、
六条御息女は生霊化け物だし、
窪塚の清明はひょうひょう過ぎるし、
何が面白いのか?
まあ光源氏そのものは物語の人だから
式部がどうとでも書こうと思えば
いろんなキャラになるのかもしれんが、
母の面影を追いながら、女性を抱くという行為は
少しばかりわかりそうな気もするが
ただ単に病的にヤリチンとしか、やっぱり思えん。
映画ではきれいごとな行為に及んでるけど
実際は美しい女性だけじゃなく
どんな人も、男でも、年増でも…でしょ?
(物語を読んでないから詳しいことは知らんが)
依存症としか思えない。
今だったら、立派な病名がつくはずだ。
何を?と思ったのが
安倍晴明はどっちにも行けちゃうってこと。
式部が清明を物語に登場させたんだろうけどさ。
役者はそろってるけど
残念ながら一部除いて、みんな貫禄がないんで
入り込めなかったのもあるからかもしれない。
現代ドラマならOKな役者さんが多いんでね。
千年の謎…謎ではない。