ポーラー・エクスプレス

 

 

 

監督 ロバート・ゼメキス

トム・ハンクス…車掌、父親、ホーボー、サンタ

ジョシュ・ハッチャーソン…ヒーローボーイ

ノーナ・ゲイ…ヒーローガール

 

 

これだよ、これ!

こういうのがファンタジーっていうんだよ!

「ニューヨーク冬~」や「源氏物語」を

ファンタジージャンルにしてるけど

ぐうの音も出ないおとぎ話がファンタジーだよ。

 

終始微笑みが絶えなかったわ。

一気にこの世界に引き込まれた。

キャプチャーなんで、トムハンクスが出たときは笑った。

で、かなりリアルなトムハンクス。

 

ココアのシーンでラップまがいに歌ってたけど

あれもトムハンクスなのか?

声優でも充分素質ありそうな…すげえよなハンクス。

 

子供たちはゲームの冒頭のCG映画みたいで

ちょっとトムハンクスの時のとギャップがあったけど

こういうもんだと思ったら全然気にならない。

 

鉄道、電車や汽車が好きな人には

臨場感があってより楽しめたのかもしれないね。

特に好きでない私にでさえも、

あのジェットコースターなみの急降下や

凍ってマッハスピードの氷上シーンなんて

胸が一緒にハラハラドキドキしちゃったし。

 

北極のエルフの街もさすがに感動しまくり。

エルフたちが街の中央広場に集まって

それをカメラがドローンっぽく撮影してるとこは

先日のオリンピックの開会式のような壮大さを感じた。

オリンピックの方が人少なく閑散としてたけど。

 

主人公の男の子がサンタからもらった鈴。

信じなくなったころから聞こえなくなる。

そう、よくできてるね。

 

昔、うちの息子は小4までサンタさんを信じてた。

たぶん他の子からしたらバレたのがかなり遅かったと思う。

でもさ、この「魔法」。

子供心には絶対大事。

日本と外国の人たちのクリスマスの認識は違うと思うけど

サンタの存在って夢があっていいじゃない。

 

いいな、こういうの。

ホントに幸福感でいっぱいになった。

私に小さい子がいたら、絶対この映画見せたくなる。

 

最高のアドベンチャーファンタジー

 

 

 

ポーラー・エクスプレス (字幕版)