華麗なるギャッツビー

 

 

監督 バズ・ラーマン

キャスト

レオナルド・ディカプリオ…ジェイ・ギャッツビー

トビー・マグワイア…ニック・キャラウェイ

キャリー・マリガン…デイジー・ブキャナン

 

ギャッツビーと聞くとマンダムだよね。

もうそれしか頭に出てこない。

ちょい昔の映画ですが、

ギャッツビーがそんな男の賭け事のような映画かと思って

見てなかったです。

そう、今頃みました。

ラブストーリーでしたね。

 

しかし、レオが主役だというのに延々出てこない。

序章が始まったね、いつ出てくるんだろ。

待って待って30分後ぐらいにようやく。

序章長すぎでしょ。

 

「僕がギャッツビーだ」と極上の笑顔で登場したとき、

なぜかレオ様の笑顔が

バカリズムの笑顔とそっくりなことに気づき

少し笑ってしまいました。

そんな爽やかにこやかに登場するなんて(笑)

 

見終わった後、自分に問いました。

はて、この中で一番残念だった奴は誰なんだろうと。

書き手のニックは除いたとして、

一途でグイグイのギャッツビー、

2人の男に揺れているデイジー

自らも不倫してるのに離婚したくないトム、

おまけでギャッツビーを撃った後自殺したジョージ。

 

見る側が男性女性での感想がきっと違うんだと思う。

なんだかザックリいうとストーリーが少女漫画っぽいんで。

 

私は何もかもの覚悟をせず、

感情の赴くままに行動してしまった浅はかなバカ女デイジー

一番脳みそアホだと思いました。

 

結婚しちゃったのはしゃあない。

ギャッツビーと音信不通になったし、

上流階級同士の結婚みたいなので

代々のそういうお金が絡む問題もあったかもしれない。

で、ギャッツビーと再会したのも運命上しゃあない。

そこで気持ちが再燃してもしゃあない。

 

だいたい、しゃあないんですが

そういえば忘れてた!

ラスト近くでやっと出てきたデイジーの子供。

トムとの間に子供いたんだっけっていう問題。

全然子供が出てこなかったから忘れてたよ。

オマエ、現在手がかかる娘がいる真っ最中じゃないか!

なーに、うつつを抜かしてんだ、と。

子供が産まれた以上、その責務を果たしてから

自分のことを考えろよと思いました。

まあ金持ちなんで子育ては誰かがしてるんでしょうが、

それでも一応は母親なんだし。

 

ってことで、運命を動かした真の悪者はデイジーってことで。

 

パーティシーンは豪華絢爛でしたが、

あまりにも金ぴかきらびやかすぎて

だんだんと目が疲れてきちゃいました。

あんなの毎回週末にやってるなんて疲れるわ!

政界はじめ、マフィアとかいろんな業種が入り混じって…

秩序もあってないようなもんでしょ。

 

ブツブツ言いつつ、ディカプリオは素敵でした。

 

 

 

 

 

 

華麗なるギャツビー(字幕版)