監督 野口照夫 山本清史
キャスト
坂口健太郎…岩本アキオ
吉田鋼太郎…岩本暁
山本舞香…岩本美樹
全て見終わってウィキ見たら…実話だったんだ?
それに原作者の方、お亡くなりになってた。
高揚した気持ちで見終えたが、今は少し複雑。
ですが、素直に良い作品でした。
これはFFをやらない人にも、ゲーム自体しない人にも
楽しめるんじゃないかな。
お父さんがゲームをし始めたときから
ずっと笑いが止まらなかった。
ゲームキャラのインディさんが
男前ながら、クソまじめな性格で、
「~ぴょん!」やへんてこりんなポーズをとるしぐさが
すべて愛おしく思えた。
ゲーム世界と現実世界のバランスもよく、
映画としては新しい手法じゃないの?とも思った。
ああ、テレビでもやってたんですよね。
テレビ普段見ないので、これも知らなく映画で初めて知るという。
どこかで探せば、大杉漣さんのお父さん役も見れますかね。
にしても、鋼太郎さんも負けてなかった。
あのギャップはやはり萌えます。
父と息子という男同士って
そこまで腹割って話す関係じゃないんでしょうね。
親子といえど、知ってることはごく一部だし。
(夫婦もそうでしょう)
まして、こういうお父さんのような性格ならば
余計に話さないか。
自分の知らない父親のおどけた一面や、
熱い想いってのが
ゲームのインディさんの短いチャット?文章で
汲み取ってあげることができる息子の想いも
いいな、と思っちゃいました。
オンラインゲームとかしたことないし、
FFもしないんで用語がわかんねえ。ごめん。
でもこの映画見て、
こういうゲームも面白そうかもしれない…と、
ちょっとだけ心動かされた。
いくつになっても
夢中になれるものがあるってのはいいことだね。
良作でした。