ソング・オブ・ザ・シー 海のうた

 

 

監督 トム・ムーア

デビッド・ロウル…ベン

ブレンダン・グリーソン…コナー

フィオヌラ・フラナガン…おばあちゃん

 

 

そうだ、吹き替えで見たんだ。

ベンは本上まなみ

ベンのお母さんはエゴラッピンの中納さんだって。

意外でした。

 

お母さんはセルキー族。

アザラシが人間の姿に変え、陸で生活できるんだって。

だから妹のシアーシャに白いコートが必要だったのね。

あれはアザラシの皮、らしい。

 

絵がね、単純で絵本みたいなアニメ。

お母さん…頭四角い(笑)

シアーシャはその単純な画の中でも

唯一かわいい感じになってたな。

お目目クリクリで。

 

見終わったからわかる話なんだけど

お母さんは臨月間近で、

ベンが寝ぼけ眼で見た最後のお母さんの言葉が

「許してね」

なんのことだか最初は全然意味わからなかった。

陣痛なら「待っててね」だろうに。

 

お母さんは産んだらセルキー族に戻ってしまったようだ。

でもその大事な部分が割愛されてたので

次のシーンではもうベンは大きくなってて妹が6才という。

あれ?お母さんは?って思うでしょう。

見続けてるとわかってくるが、理解するまで多少の時間差が。

大事なところは飛ばさないで映画にしてほしい。

 

それにベンはずっとシアーシャに意地悪だし。

そこもお母さんがいない寂しさからっていうのも

後になって気づくこと。

仮に子供が見たら、なぜ兄ベンはこんなに妹に冷たいのか

すぐに理解できないでしょ。

それともアイルランドと日本の感性は違うんでしょうか。

 

お話としては特に変わり種もなく

オーソドックスなんですが

とにかくシアーシャがカワイイ、愛くるしいです。

ここだけは褒めの一票でした。

 

 

 

 

 

ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(吹替版)