神と共に 第二章

 

 

監督 キム・ヨンファ

キャスト

ハ・ジョンウ…カンニム

チュ・ジフン…ヘウォンメク

マ・ドンソク…ソンジュ神

 

 

もうすぐに第3章を!渇望!

 

1章は「罪と罰」。

亡者消防士の罪を巡り、49日の間で裁かれました。

2章は「因と縁」。

亡者一人に対し、3人の使者が弁護で付く、

どうしてこの3人なのかの因縁の話です。

 

1章を見ないと2章の流れがわかりにくいですが、

1章とはまた様子がガラッと変わるんで飽きませんでした。

ミステリー仕立てでもあり、CG多用のスペクタクル映画。

悪い方に言い換えれば、

地獄に恐竜出てきたらクソミソ一緒じゃん!

 

それでも決して引き目になることなく

最後の最後まで驚かされました。

 

第1章の消防士の弟がカンニムと共に地獄巡りするシーン。

冥界に連れてくるためにヘウォンメクとドクチュンは下界に降りるシーン。

この使者3人が関わった高麗時代でのシーン。

3つのシーンが代わる代わるなので

そのたびにスイッチ切り替えてみないといけませんでした。

けれど複雑すぎてこんがらがることはない。

 

1章から閻魔大王役でイカゲームのイ・ジョンジェが出演してます。

彼は嫌いではないんですが、

閻魔大王」としてはどうにも風格が弱くって。

細身だからかな?箔はあったのに。

私の勝手な固定観念で、敢えて怖くて赤い顔してる閻魔大王

実は優しいのに、罪人を心から反省させるために怒り顔。

そんなイメージなんで、イジョンジェは優しい顔が表に出すぎ。

 

仏教の教えだか忘れましたが

この世で出会ってる人たちは前世でも出会ってるそうです。

つながりが深ければ、前世は親子だったかもしれないし

恋人同士だったかもしれないと聞いた。

たとえこの世で結婚しても、いつもいがみ合ってる夫婦は

前世では何かの敵同士だったかもしれない、と。

輪廻転生しながらでも一つの魂は変わらずで、

因縁によってずっと関わっていくものだと聞きました。

 

まあ、こんな感じで2章は成り立ってましたね。

使者たちは転生するために弁護の仕事をしてるってわけです。

 

あの恐竜や川にいる巨大ナマズみたいな変な生物は

それらまで登場させなくても…という感がありましたが

ハリウッド映画に引けはとらないスケール感はバッチリでした。

 

人間ドラマ、笑い、壮大さ、スタイリッシュさ、

ファンタジーとどれも要素が詰まってて

それでいて見やすい。

ああ、早く第3章続きが見たい。

 

 

 

 

 

 

神と共に 第2章:因と縁 (字幕版)