僕を育ててくれたテンダー・バー

 

 

監督 ジョージ・クルーニー

キャスト

ベン・アフレック…チャーリー

タイ・シェリダン…JR

ダニエル・ラニエリ…少年時代JR

 

 

あったかい。

人があったかい。

音楽があったかい。

風景やバーがあったかい。

空気があったかい。

 

じ~んわりと、コタツのようなあったかさが

伝わってきました。

 

キャスティングもいい。

クリストファーロイドはなぜに30年以上たっても

変わらないのか不思議な俳優。

タイシェルダンはいつの間にか体も顔も成長してる。

シェルダンと一回りぐらいしか違わないリリーレーブは母親役。

そして

ベンアフレックは誰もが憧れるような叔父さん役。

監督クルーニーって、出来すぎな作品。

 

たぶん音楽も70年代の曲を集めたのでしょう。

知らない曲ばかりで、苦手とするカントリー調のも

流れてましたが、

どこか懐かしく感じ、ずーっとリピートして

聴いていたいような曲たちでした。

 

元は映画の中の少年が書いた自叙伝を映画にしてるので

平凡っちゃあ平凡。

特に人物像も美化されてないんだと思う。

だからこそ等身大の叔父さんの存在がよりイカシテタ。

甥に対する叔父の愛がたまらなく良い。

 

ベンアフレックは渋みがやっと出てきましたね。

若い頃より全然いいわ。

 

子役JRの子が

いつもニコニコしてて可愛かったです。

 

夜に時間があるときに

じっくりと見るのがおススメ。

見終わる頃には心がポカポカになります。

 

 

 

 

僕を育ててくれたテンダー・バー