つみきのいえ

 

 

監督 加藤久仁生

 

 

短編アニメーション。

わずか12分。

セリフは一切なし。

海外風だが、日本作。

 

あらすじを先に読んでも良いと思う。

文面を見てもあまり入ってこないだろう。

たぶん、これは見て感じ取る作品だ。

それに

年をとればとるほど理解できるかもしれない。

で、解釈や感想は全員違うかもしれない。

 

12分しかないので

このブログを書きあげるころには

もう見終わってるね。

なんか鉄拳のパラパラ漫画を思い出しちゃった。

 

「家」という「物」であらわしてはいるけれど

これ、人生を象徴的に表現している。

 

ちょっと気になったのが

下へ下へ進んでいき、たどり着いた一番下。

主人公のおじいさんには

少年期に妻と木の下で遊び、大きくなり告白し…

っていう昔の思い出があるんだけど、

他を見渡すと

2階で終わっちゃってる家もあり、

じゃあ一体その家の持ち主はどうしているんだろう、

というザワッとした気持ちも生まれてきた。

 

主人公のおじいさんには

まだまだこれからも家を積んでってほしい。

もしかすると

ペットが増えるかもしれないし。

犬との思い出ができるかもよ、と。

 

 

 

つみきのいえ