クローズド・ノート

クローズド・ノート

 

 

監督 行定勲

キャスト

沢尻エリカ…堀井香恵

伊勢谷友介…石飛リュウ

竹内結子…真野伊吹

 

 

「別に」発言でとんでもないことになったのは

この映画の舞台挨拶の時だったんだ。

 

しかし…見ていてせつないねえ。

もうスクリーンやテレビでも見れなくなった人たち。

生き生きと演技していた人たち。

何が人生を狂わせてしまったんだろう。

 

竹内結子の声はホント好き。

しっとりしていて、ぬくもりある声で。

やわらかな笑顔だし。

私が生徒になって抱きしめてもらいたいぐらい。

もっともっと彼女の演技を見たかった。

 

沢尻エリカは「手紙」に続き、ケバってない。

忙しすぎたのだろうか、若さゆえ突っ走りすぎたんだろか。

可憐な、清純な、こういう役はホントに好き。

清楚系から毒々しいのまで化けれる女優だった。

こちらももう演技を見れないのが悔やまれる。

ん?見れるかもよ。

 

伊勢谷君もいろんな役に化けれる人。

何を演じても違和感なく役に染まってる。

草育てず、自分をしっかり育てようよ。

存在感もあるし、演技力もあるのだから。

 

人物もそこまで多くないし、

先がわかる話なのでベタっちゃあベタなんですが、

それでも役者の力で惹きつけられるものがありました。

 

印象的だったのが

香恵ちゃん家の部屋の照明。

暖かいオレンジの電球色。

ほのぼのすぎるあの灯りで日記読んでたら

目が悪くなりそうだけど、でも居心地良さそう。

 

ラストの紙飛行機は…あんなに長い時間は飛ばないであろう。

いつまでも飛んでいて、ちょっと引いてしまった。

 

田中哲司の鹿島役は特にいらなかったと思う。

じゃまなだけだった。

 

 

 

 

 

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