監督 キム・ホンソン
キャスト
ぺ・ソンウ…ジュンス
ソン・ドンイル…ジュンスの兄
チャン・ヨンナム…兄の妻
韓国でエクソシストか。
アジアで悪魔っていうのはなんか合わないかなあ。
しかし、グロいなあ。
悪魔に憑かれてる人がえらく酷い状態だし。
そんな思いで見始めた。
結果、なかなか見やすかったｗｗ
姿形を瞬時に変え、その家族になりすます悪魔。
家族に負の感情を与えさせ、崩壊しようとさせる悪魔の業。
ホラーっていうより、サスペンス仕立てなので
この一家がどうなっていくのか
のぞき見的感覚で見てしまった。
キーパーソンは神父のジュンス。
以前悪魔祓いに失敗し、なかなか消極的。
ぺ・ソンウという俳優さんは初めて見たかもしれませんが
ピエール瀧をとても穏やかにした感じの大柄な人。
演じる兄家族も、
いつ何時に誰かが豹変するので皆が疑心暗鬼。
演じてる人は楽しんだかもしれないね。
いろんな悪魔祓いの映画を見てて
どれが正解なのかもしらないですが、
エクソシストの人が悪魔祓いをしてるとき、
悪魔が自分の名前を言ったら悪魔の負け（消滅）とか、
とり憑かれた人が死ぬ直前、
瞬時に悪魔は他の体に乗り移るとか諸説あります。
この映画では、それがありませんでした。
だから悪魔は死んだことになりましたが、それでok？
面白いのが悪魔に憑かれた人ではなく、
同じ人物が2人存在してるっていうところ。
だから「変身」というのがタイトルに加えられてるのか。
アッチの方向に消えてった母ちゃんが
コッチの方向から本物母ちゃんがやってくるしで。
じゃあ母ちゃんになりすました物体はどっから現れたんだ？
っていう、憑き物ではなく分身術を使える悪魔さんでした。
それとも悪魔が使える技が進化したとか？
よくわからないまま終わっちゃった、
ラスト1分で、実は悪魔はまた誰かに…
っていうモヤモヤ感は一切なく、スッキリとしたラストでした。
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