監督 イ・ハン
キャスト
キム・ヒエ…ヒョンスク
コ・アソン…マンジ
キム・ヒャンギ…チョンジ
女性陣がみんな可愛くて、みんなキレイ。
子役と呼んでいいのか、子役上がりの女優と呼ぶか、
演技も安定していて、棒の人は誰もいない。
最近よく見かけるキムヒャンギは
今回いじめられ、苦悩し、自殺した次女役。
彼女は何をやらせてもうまい。
ただ、この子に焦点を当てたのではなく、
その周りの家族や同級生等、
残された側の心の動きを追っている。
長髪兄ちゃん、見たことあるなーと思ったら
「地獄が~」の教祖の人でした。
彼がまたいい具合に、時にコミカルな役なので重すぎなかった。
また、チョンジが心を開くことができた相手だったと知り、
2人の間には暖かい空気が流れてた。
相手が他人だから家族にも言えないことを言える、っていうセリフ
なんか、わかります。
そうだよね。
大人になればわかることだけど、
彼女らはまだ成長途中。
家族も大切だけど、友達や学校生活が一番一日を占めてる。
長女のマンジのようなタイプならまだしも、
逃げ道や別の道を探すのが難しいんだ。
確かにチョンジの友人と称するファヨンの虐め方は
手が込んでて陰険ないじめ方。
が、ファヨンだけを悪者と特定と見せず、
チョンジの死は「あの時、もっと何々していたら…」
と各々がチョンジのことを想い、後悔の念を抱き、悲しむ。
まあいじめだけじゃなく、
病死でも事故死でも、家族は「あの時何々していたら~」って思うけどね。
なわけだけど、
ファヨンって自分のせいで、って少しでも思ったのだろうか?
なーんか自覚が足りてないような気もするんだけど…。
この子のもってる闇がとても深そうな気がする。
(あー、彼様話しかけてくるし、テレビガンガンうるさいし、
猫がかまってかまってと鳴き叫び、全然文章がまとまらない!
(-_-メ)苛々)