メッセージ

メッセージ (字幕版)

 

 

監督 ドゥニ・ヴィルヌーヴ

キャスト

エイミー・アダムス…ルイーズ

ジェレミー・レナ―…イアン

フォレスト・ウィテカー…ウェバー大佐

 

 

あらすじ

冒頭、ルイーズが娘を出産。

すくすく育つものの、途中から病気になり病床へ。

言語学者のルイーズは大学で講義しようとした矢先、

非常事態宣言がテレビで流れる。

12隻もの得体のしれない宇宙船が世界のあちこちに降り立った。

その翌日、大佐がルイーズに会いに来た。

宇宙船の殻にいる地球外生命体は何しに地球に来たん?

言語学者ならわかるだろ。奴らに聞いてくれよ、と。

物理学者のイアンと共に、殻の中に調査に出向くのだが…。

 

 

なんと静かな映画なのかね。

いや、もしかすると音楽は流れてたのかもしれないが

耳に入ってこなかった。

一緒に見てた彼様は、おかげで途中から頭が上下に船漕いでた。

 

全ては理解できなかったけど、これ好きだわー。

この映画の話を要約すると、

3000年後に地球人に助けてもらうことになるので、

「武器」という「言葉」を与えるから

どうか解読してくださいよ、というあちらさん側からの要求話。

 

向こうの言語は墨みたいなのを吐き出した、表意文字みたいな〇。

この一文字の〇が切れ切れだったり、でっぱりがあったりで様々。

これを解読するなぞ、たぶん私が言語学得意ならワクワクするだろうな。

〇でコミュニケーションがとれるなんて!!

 

理論で固めて演出の感想を言うのも良しとしますが、

これは感じる映画かなーと。

感性で見る映画。

こんなのが理解出来たらすげーことだと思うし。

 

地球では「時は流れていくもの」だけど、

向こうでは概念がないというのか、

時間が戻ったり飛んだり。

絵で例えるなら階段の騙し絵のような。

あ、もっとわからなくなるか。

本編で時折、ルイーズの娘の行動が記憶から

フラッシュバックや白昼夢のように思い出され、

何かのヒント?手掛かりにでもなるの?と惑わされます。

この謎は後に解明されるんですが、

SF映画を作るにあたって、こういう手法で来たのか―と。

 

 

ところで、あの宇宙船の造形。

話題になってたんですね。

あの形。「ばかうけ」。

監督自ら、公認してるようで。ホントかよっ。

それなら宇宙人「ヘプタポッド」も

もう少し味のある造形にしてほしかったなー。

イカ型タコ型はありきたりだもんなー。

 

実は宇宙人さん、助けてくれよーと友好的な素振りをして

3000年後にオマエラ捕食者になるんだから

地球を破滅させないためにも人類みんな仲良くしてろよな、

っていうメッセージ告げにきたんじゃないの?

 

唯一、最大の疑問。

20秒で中国のシャン上将を電話で説得できるわけがないっ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メッセージ (字幕版)