監督 ガイ・ナティーヴ
キャスト
ジョナサン・タッカー…ジェフリー
ジャクソン・ロバート・スコット…トロイ
ダニエル・マクドナルド…ジェフリーの妻
あらすじ
ジェフリーとその仲間たちは射撃遊びに出かけ、
よくある車の上に空瓶を置いて射撃を楽しんでる。
息子のトロイがスイカに命中できるか、と皆で賭けをする。
教えた甲斐があってか、見事命中。
ある日の夜、ジェフリー一家がスーパーに買い物へ。
サッカー台に荷物を詰めながら、ふと横を見る息子トロイ。
そこには黒人の男がおどけて玩具をかざしながら
トロイにつかの間の楽しさを見せてくれた。
そんな男にジェフリーがとった態度は…。
短編。わずか20分。
これは長編もあるみたいですが、これだけで充分。
人種差別を描いた作品です。
もう嫌だ、と思えるくらいこの手の作品は多いです。
でも20分の中に言いたいことが凝縮されてるように思えました。
ジェフリーとトロイの朝食の会話で
ヘビの色とか生態みたいなのが語られるんですが、
うまく例えたなーと。
子供は親の影響で
良くも悪くもその知識は植え付けられる。
それがたとえ間違った方向性だとしても。
衝撃でした。
だから、この短い時間で私には充分でした。
余談ですが、
先日のアカデミー賞での出来事で。
あれ、2人とも黒人でした。
どちらかが白人だったら、どうだったんでしょう。
叩かれた方が白人だったらより厳しいことになりませんでしたか？
叩いた方が白人だったら今と同じ処分になりましたか？
人種差別。
根深い問題です。
 |
