監督 山崎貴
キャスト
岡田准一…国岡鐵造
吉岡秀隆…東雲
綾瀬はるか…ユキ
あらすじ
昭和20年。日本は戦争に敗戦。
これからどうなんねん!の時、国岡商店の店主は
「ひとりも首にはしない!」と皆に宣言。
たたきあげの国岡。
その昔、門司で「国岡商店」を立ち上げ、
海上で下関の漁師に燃料を売っていた。
門司も下関も海の上は線引きなんて出来ないから違法ではない、と。
店員らと共に船で漕ぎ出す悠々な姿を見て
「海賊」とも呼ばれていた。
販売力が強く、売り込みの底力もあり成功をおさめていくが、
そのぶん同業者からの反発もあり対立していた。
石油配給統制会社も未加入でいた。
そして終戦後、売る石油がもうない。
しかし店員は解雇するわけにはいかない。
さてどうしたか…。
終盤、国岡商店のロゴ看板が出てきてようやくわかった。
ああ、これ出光の話なんだと。
実話、っぽいんですね。
百田氏の小説でこのタイトルにしたものの
出光側はオカンムリらしいです。
色々問題があるのでしょうが、そんなの私は知~らんぺ。
老け役を演じた岡田君。
おー、60代の岡田君にあまり違和感を感じなかった。
難しかったろうね、かなり年上の役は。
吉岡くんより役職も年齢も上なんだもの。
それなのに堂々たる迫力と熱量が伝わりました。
ってか、吉岡君が頼りなく見えて…。。。。
過去に戻ったり、また60代の国岡店主になったりと
行ったり来たりするので混乱しました。
別にわざわざ戻らなくてもよいのに。
端折っても何しても、
そのまんま若いころからの流れにしてくれれば見やすかったのに。
端折るところは端折りすぎて
おおっ、もう時がそんなに流れたんかいってな箇所もあった。
前妻のユキさんとのシーンはそれほどご本人にとっても大事だったのか?
綾瀬はるかの無駄遣いってのもあるが、
そこまで出番もなかったし。
反対に後妻や最初に出てきた子供たちがモブキャラすぎ。
ニッショウマルにしても、
この映画を見て初めて知った疎い私でしたが、
あとで検索かけてみて、これ大事件だったんだと。
これだけでも映画一本作れそうだわ。
なのに、あまり緊張感がなかったのでうまく端折られたのかなと。
まあそんな感じでした。
ちょい、今戦争シーン見るとドキドキして嫌な気持ちになるわ。