監督 ロド・サヤゲス
キャスト
スティーヴン・ラング…盲目の老人
マデリン・グレイス…フェニックス
ブレンダン・セクストン3世…レイラン
あらすじ
前作から8年が経過。
盲目の老人ノーマンは
犬のシャドーと少女フェニックスと暮らしていた。
フェニックスを街へも学校へも行かせないので、
レンジャー部隊の旧友ヘルナンデスは気分転換させようと
フェニックスを街に連れ出した。
途中、トイレに立ち寄ったフェニックス。
手を洗ってるとトイレの角に見知らぬ男が立っており、話しかけてきた。
不審がったフェニックスは犬のシャドーと共に
強い語気で去る。
その男と仲間の一味が尾行し、途中ヘルナンデスを殺害。
犬のシャドーも森で殺害。
ノーマン宅に集団で侵入していく。
男等の意図は？フェニックスと老人に危機が迫る…。
一応続編らしいんだ。
サムライミがこっちでも制作に携わっているし。
ただし監督は違う。
前作は素人窃盗集団が老人宅で大金を取ろうとした所、
その老人も実はとんでもない奴だったという話だが、
今作はその老人が主役にのし上がった。
といっても、今回も「えっ？その少女どうしたん？」なんだが。
敵は鬼畜が登場。
前作のように素人じゃなくって、しっかりした武装集団。
まあ悪vs悪なんで、やっぱりどっちにも肩入れはできないが、
敵側は信じられない鬼畜。
微塵たりともコイツラの考えに同情できない。
老人ってば絶対実は目が見えてるだろう、と疑いにかかる私。
だってさ、自宅ならともかく見ず知らずの場所に行き、
何がどこにあるかわからない状況で
あんな行動取れないって。
エスパーだよ全く。
それかなにか？かすかにぼんやりとはわかるのか？
いきなり知らない場所で配電盤がわかるのか？
んなわけないだろう。
まあ案の定刺されたりもするんだが、
「座頭市」を一瞬だけ浮かんだわ。
座頭市もヤクザだけどな。
自分の守るべきものに対しての執念はものすごい老人。
今作ではフェニックスがそうだったし。
侵害する奴をとことん追い詰める。
が、犬には優しい。これは予想以上に嬉しかったぞ。
ホラーやサスペンスではなくなり、
ほぼアクションものになってます。
不死身の老人でした。
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