獣の棲む家

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監督 レミ・ウィークス

キャスト

ショペ・ディリス…ボル

ウンミ・モサク…リアール

 

 

 

あらすじ

ボルとリアール夫妻は内戦が起きている南スーダンから

難民移民としてイギリスに逃れてきた。

亡命資格の仮の申請が通り、規制はいろいろあるものの

2人で住める住居をあてがわれた。

いざ住んでみると、何かがおかしい。

どこからともなく声が聞こえたり、壁から音がしたりと。

この家には何かがいるのだろうか…。

 

 

ネトフリの人気作品上位にあがってたんで見ましたわ。

イギリス映画なんですね。

家に棲みついてるなにか、っていうと

悪魔かなんかでドッカンガッタンとポルターガイスト現象なぞ

起こしたりするもんですが。

これってタイトルが「獣」??

 

おどかし要素はそれなりにありました。

吹き替えでたまたま見ちゃったんで声が小さく聞きづらい。

なので音量上げて見てたら案の定、音のでかさにビクン!!

うるせーよっ!!!

 

前半はそんな感じで、心霊オカルトものかと。

後半は物体が出てきたんでちょい苦笑しました。

オバケものは姿をちゃんと現したらダメよ。

 

夕飯タイムで妻のリアールが話し始めます。

祖母から言い伝えでアぺスっつー、夜の魔術師がいるんだと。

うんちゃらかんちゃらと。

もしかすっと、そのアぺスがうちらと一緒についてきちゃって、

この家におかしな現象起こしてるんじゃない?と。

 

タイトルの「獣」は置いてきぼりです。

魔術師かい。獣はどうなってんだ?

 

自分たちの国での出来事や、

イギリスに来るまでの道中でいろんなことが起きたので

恐怖心から生まれた妄想悪夢ストーリーなのか。

はたまたホントに家の中に何かがいて、

勝手に白昼夢みたいなのをみせられてるのか、

どっちだかわからないってとこがクソミソでした。

 

だからやっぱり戦争っていうのは

いいことが何一つないってこと。

どれだけ心身ともに負荷がかかっていることか。

戦争には勝ちも負けもない。

終えたところで、その後何年もPTSDで苦しむ人たちがいっぱいいる。

 

戦争に関連してくる映画は

今の現状とけっこうシンクロしてしまうので

気分がいいものではありません。