ノルウェーのホラーオムニバス。
これは1話30分前後なんで「世にも奇妙~」的な長さ。
なかなかミステリアスで
前日に見た韓国の短編ものよりは面白かった。
全6話。
1 「究極の犠牲」
都会から田舎に引っ越してきた家族。
近所の人たちはほぼ動物を飼っている。
馴染もうとしない妻のモリ―はある日、
森でペットを殺す主婦を発見してしまう。
これは最初からいけすかないモリ―ですが、
途中からホント、コイツ死ねばいいと思った作品。
2 「狂気の3兄弟」
精神科病院から退院したエリック。
すると兄2人が退院祝いだー!山小屋行こうぜー!
道すがら一人の女の子も拾い、小屋到着。
心理学を学んでる女の子はエリックに色々聞くが…。
太っちょの声がデカい兄がウザキャラでいい感じ。
想像力を掻き立てられるが、実は治ってないじゃん。
3 「毒筆」
執筆講座に参加したオリヴィア。
帰宅するとシェアして暮らしている女子らが彼女を殺す計画。
外に飛び出し逃げる途中、講座で会った中年男性の車に乗り込む。
車から降りる時に男性の書きかけの原稿を持ってきたしまった。
その内容は…。
途中までは展開が読めました。毒気が私には物足りず。
寿司屋の店内がモダンで、さすがザ・外国。
4 「モルモット」
抗うつ剤の新薬が完成。
社長が取りに行くと金庫に薬が入ってない!
招いた社員の誰かが盗んだに違いない。
研究室の密閉部屋に全員下着姿で閉じ込める。
ストレスMAXになると顔が曲がるオジサンに驚いた。
たとえ研究用だとしてもマウスの死は見たくないもんだ。
5 「古い学校」
40年間閉鎖された学校が再開。赴任された若い教師サナ。
「助けて」と黒板に文字が書かれたり不可解な出来事が。
調べていくうちに、昔失踪した子供がいたらしい。
もしかするとその子供たちが霊となって訴えてるのでは?
寄宿舎でボーッと人の目を見るのみ、の謎の青年。
出番はあれだけだったんですね?…役者なのだろうか。
6 「暗黙のタブー」
会社の仮装パーティー。
実は少し前に悲惨な出来事が起きてたらしい。
それを新入社員の2人が皆に聞いて回るのだが。
もしかすると事故ではなく事件だったのかも。
ゾウの着ぐるみさんが途中から読めてしまった。
ペーパーカッターっていうの?あれは見た目からして怖い。
途中、オチが読めてしまうものもありましたが、
決して悪くはなかったです。
最近、日本の「世にも~」が全然奇妙じゃないのがあるんで
楽しめました。