監督 テリー・ギリアム
キャスト
ブルース・ウィリス…ジェームズ・コール
ブラッド・ピット…ジェフリー・ゴインズ
あらすじ
人類のほぼ9割がウイルスによって死んだ。
地上では生きられないために
生き残った者は地下で暮らす生活を送っていた。
犯罪者の主人公ジェームズは
科学者から特赦のための任務を遂行することになる。
それは過去に戻り、元々の原因の純ウイルスを入手せよ、
「12モンキーズ」という謎の団体が作り上げたものだということだった。
がしかし、タイムマシンの故障により、
96年に行く予定が間違って90年に送り込まれた。
ジェームズはレインコートにパンツ1枚という格好なので
そのまま逮捕され、精神病院送りとなった。
そこで主治医のキャサリン医師と、
病院患者のゴインズと知り合うことになる。
[12モンキーズ」とは一体、どういう組織なのか。
ああ、これも有名な映画だってのに見てこなかったわ。
見た気になってる記憶違いはもうやめよう。
なかなかSFものを文章にしていくのって難しいのね。
ましてやこの話はタイムトラベルなんで、
あっちとかこっちとか、現実や妄想など混じってるし。
出だしから終末ものだしさ、
ましてウイルスによって、なんて今のコロナと話がかぶってて
非常識ながら新鮮味があった。
たぶん公開当時に見ても、ウイルスの話されても
ピンとこなかったかもしれない。
文章にしていくのは長くなって面倒だが、
お話的にはそこまで頭は混乱しない。
ジェームズが妄想か現実か、なんて混濁したような物言いするから
見てて匂わせてるなあ、とは思うけれど
ハッキリと!アンタが今いるとこは現実だよ!と言って差し上げます。
そこらへんが惜しいところでした。
見ているこっちは何の迷いもなく、現実と言えちゃうんです。
ジェームズが精神障害なんてこれっぽっちも思えない。
薬飲まされて勝手にラリパッパ状態になってるだけ。
天の声みたいなの、そこだけは妄想でしょ。
もう少しホントはどっちなの?とサスペンス仕立てにでもすれば
ワクワク感は募ったかもしれません。
見どころは数点。
↓
病院内でブラピがウィリスのデコや頭を
パンパンと叩くのが好きでした。
芸人がハゲをいじるような感じのたたきかたで♪
↓
第一次世界大戦の負傷者の写真で
傍にいる男が実はジェームズであった時の写りこんでる顔。
なぜかツボりました。
↓
突然未来に戻され、目覚めたらベッドに拘束。
その時の子供が好むような漫画柄の毛布が掛けられた。
ツボりました。
↓
ブラピの眼の動き。
定まってないのでイカれ演技が面白かった。
そんなとこです。
コメディを散りばめたところが魅力でした。
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