パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画

パーフェクト・プラン 完全なる犯罪計画

 

 

監督 ジル・スプレカー

キャスト

グレッグ・キニア…ミッキー・プロハス

アラン・アーキン…ゴルヴィー・ハウアー

ビリー・クラダップ…警報機業者

 

 

あらすじ

金遣いが荒いがゆえにお金に困っている

保険セールスマンのミッキー。

そんな中、新人保険セールスマンからのつてで、

ある一人の老人ゴルヴィーと出会う。

ゴルヴィーが所有しているバイオリンが実はかなり高価な物で

どうにかそれを金に換えられないかと

偽のバイオリンとすり替える。

そこからミッキーに不幸が次々と襲い、

不幸の収拾がつかないことに。

 

 

一応、大作と銘打つような映画ばかり見てきた数日だったので

これは小さい場所での小さい出来事のような

佳作扱いで見ちゃったわ。

主人公のドタバタ騒ぎも小物が小物なりの頭で

考えあぐねいてるようにしか見えん。

 

そう、この主人公の姑息な考えがどうにも好きになれず、

嘘の上塗りが続いて

どんどん悪いことが起きてるってのに何一つ同情できない。

 

鈍感タイプの私は

最後の10分でまんまとこの映画の策に裏切られましたが、

それでも全体を通してスッキリしなかった。

「あ、そうだったんだー。へー、それで?」っていう感想。

なぜ主人公が標的にされたのかも謎。

そんなに手の込んだやり方をしなくても

この主人公は小物なんだから相手にしなくてもよかったのでは?

大物なら別ですが、たかだか保険セールスマンだよ?

 

シリアスなサスペンスにしても中途半端。

所々でコメディも入れてたようだがそれも中途半端。

華やかさも中途半端。

もし、主人公が予想通りの動きをしなかったら

どうしてたんだろうの詰めも中途半端。

最後のどんでん返しのネタバレも雑で中途半端。

 

やっぱり佳作でした。

主人公の悲壮感漂う姿をもっと顔芸でもして

やりすぎ満載にでもすればよかったんではないでしょうか。

それでも同情はできんが。

 

 

 

 

 

 

 

 

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