9<ナイン>~9番目の奇妙な人形

9<ナイン>〜9番目の奇妙な人形〜 (字幕版)

 

 

監督 シェーン・アッカ―

キャスト(声)

イライジャ・ウッド…9

ジェニファー・コネリー…7

ジョン・C・ライリー…5

 

 

あらすじ

終末世界。

人形9が部屋で目を覚ます。

外に出ると街は荒廃している。

そこで「仲間」だという2に出会う。

声が出なかった9は2によって、声が出るように。

するとビーストというロボットに2が連れ去られてしまう。

途中気を失い倒れこむ9。

目覚めたら、5という自分と同じような人形が目の前にいた。

 

 

世界観や人形のデザインに関しては興味が湧いたが

そこまでお薦めはできないかなーという映画でした。

なぜなら、

なにもかもスッキリしない。

何を描きたかったのか、見る側に納得をもたらせてくれてない。

 

人間はみんな死んでしまい、

残ったのは博士が自分の分身として命を吹き込ませた

9体の人形たち。

偏屈で保守的な1。

長老で発明得意な2。

3と4は双子で話せない。

5は9と共に行動することが多い。

6は絵を描く。

7は唯一の女戦士。

8は巨体の力持ち。

で、9。

これ、全部博士の分身たち。

 

ビーストは人間と同じような頭脳を持ったロボット。

コイツがなぜ、人形たちを攻撃してるのかわからない。

一体、どうしたいのか?

 

核となるパーツをはめると強力になるビースト。

犠牲になっていく人形たち。

吸収→消滅してるわけでは…ないらしい。

ビーストの中にいるらしい。

 

やられた人形たちを救出しようと

他の人形たちはビーストと戦う。

いざ戦い、やられた人形たち復活か!?と思ったら

まさかの昇天。

嘘でしょ~的な喜んでいいのか戸惑うシーン。

 

で、ラストは特に明るそうな未来でもなし。

どう処理すればいいっていうのー?

 

後で知ればティムバートンが制作に携わったようで。

言われてみれば、ああそうなんだと。

でもな、「ジャンクヘッド」の方が

色々と感情移入というか、心が動いたな。

こっちは全く、ただただ雰囲気を楽しむ映画ってだけで。

 

残念とは言わないですが、

私には合わない映画でした。

 

 

 

 

9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~ (字幕版)