死霊館 悪魔のせいなら、無罪。

 

 

 

監督 マイケル・チャベス

キャスト

ヴェラ・ファーミガ…ロレイン

パトリック・ウィルソンエド

 

 

このウォーレン夫妻の主役のやつは久々ね。

アナベルとか関連ものはいっぱい出てるし、

ウォーレン夫妻もちょいちょいは出てるけど

主役ではなかったので。

やっぱり彼らが主役だと背筋伸ばして見ることができるわ。

嬉しいし、それなりに緊張感が出るし。

 

監督はなぜかジェームズワンではなく、

ラヨローナの監督でした。

どしてだろ?

 

11歳の少年に悪魔がとりつき

依頼を受けた夫妻は神父と悪魔祓いするとこから始まるのね。

もう最初っからきわどくって!

これは本腰入れて見なくちゃいけない状態でした。

少年の演技がこれまた、上手いんだ。

もちろんCG…だよね?

あの体のぐにゃり感はすげー。

 

その悪魔が少年の姉の彼氏に乗り移ってしまい、

そこから本編みたいな流れになっていくんだ。

でも悪魔がどーのというより、

悪魔を黒魔術で呼び出した呪いのほうに

話は進み、夫妻はその調査に取り組むことになるんだ。

 

今作はウォーレン夫妻の出会い、馴れ初めもわかり

「愛」の強さを感じ取ることも出来ました。

夫妻たちは実際にいた人たちだし、

実話に近いような話を映画にしてるわけだし、

(全部が全部実話と思ってない私がいる)

深堀出来て良かったなーと思います。

一人じゃダメなの。

この2人はセットで動かないとダメなのよ。

実際のウォーレン夫妻は全然知らないけど

この2人の役者が大好きなので、余計に肩入れしちゃう。

ホント安心感がある役者さん達です。

 

ってことで、悪魔退治ではなく

生きてる細身の魔女婆との対峙でした。

魔女の役者さんもそれなりの不気味さがあって良かったし。

たぶん今までとは違う対決だったので

困難だっただろうにね。

 

一番ブルブル来たのが

最後に少年に憑いた悪魔の声を発してるテープの声。

昔だからカセットテープで録ったんでしょう。

この声が超怖かった。

くぐもった低い唸り方してた声。

少年には出せないよね。

 

また今度、次はやっぱりジェームズワン監督で

夫妻が主役の「死霊館」を見たいです。